【スカパー!ブンデスリーガジャパンツアー2023】川崎フロンターレ0-1バイエルン(日本時間7月29日/国立競技場)
29日にブンデスリーガジャパンツアー2023の川崎フロンターレvsバイエルン・ミュンヘンが国立競技場で行われ、1-0でバイエルンが勝利した。
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昨シーズンのブンデスリーガで11連覇を達成したドイツの絶対王者・バイエルンが、ブンデスリーガジャパンツアー2023で15年ぶりの来日。J1リーグで4度の優勝を飾り、現在は明治安田生命J1リーグで7位の川崎Fと対戦した。
プレシーズン中のバイエルンと、シーズン真っ只中の川崎Fの対戦ということでコンディションの差が明確にでた試合の序盤。バイエルンはバックラインからボールを繋ぎながら攻撃を構築していくも、川崎Fのハイプレスに苦しめられ自陣を突破できない時間が続いた。
しかし10分には右サイドで裏を取ったサネのマイナスの折り返しに、てるがダイレクトで合わせる。こぼれ球を再びテルが狙っていくなど、バイエルンが圧力を強めていく。45分にはキミッヒ、テル、サネと繋いで右サイドをオーバーラップしてきたニャブリにボールが通る。グラウンダーの速いクロスにテルが飛び込んだがここも枠を捉えきれず、前半はゴールレスで終えた。
後半最初にチャンスを作ったのは川崎Fで、46分には前半途中から出場した瀬古樹の枠をとらえたミドルシュートをゾマーが横っ飛びでなんとか防いだ。
迎えた57分、ついに試合が動く。スタニシッチがインターセプトからボールを運び、ワンツーでボックス内に侵入。最後は飛び出した上福元の動きを冷静にみて、ゴール右隅へと流し込んだ。
78分にはカウンターでコマンがボールを運び、最後はボックス右のイブラヒモヴィッチが左足で巻いたシュートを狙うが決めきれず。その後、ゴールこそ生まれなかったがバイエルンが、15年ぶりとなる日本ツアーで白星を飾った。
(ABEMA/スカパー!ブンデスリーガジャパンツアー2023)