7月30日より順次放送中のアニメ「ONE PIECE」第1070話では、敵に倒されたはずのモンキー・D・ルフィ(CV:田中真弓)の体に異変が起こった。“解放のドラム”の音とともに主人公が復活する演出が、「音でワクワクした」「ドラムまじやばい」と視聴者の胸を熱くさせたようだ。
アニメ「ONE PIECE」は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の尾田栄一郎氏による人気漫画が原作。悪魔の実を食べて“ゴム人間”になってしまったルフィが海賊王を目指すストーリーだ。劇場版アニメも多数制作されており、昨年上映された「ONE PIECE FILM RED」は全世界で興行収入319億円を達成した。
第1069話では、ルフィがカイドウ(CV:玄田哲章)に次々と攻撃を仕掛けた。戦闘中になぜか酒を飲み始めたカイドウは、酔い方によって戦い方も変化するようだ。甘え上戸になると、「やめてくれよぉ」とかわいい声でお願いしてウインクを飛ばした。
コワモテのカイドウのキュートな(!?)おねだりに、「インパクト強すぎ」「吹き出してしまった」と衝撃を受けた視聴者が続出。ベテラン声優・玄田哲章による甘え声の演技に、「渾身の甘え上戸が見れて大満足」「玄田さんボイスの甘え上戸かわいかった」と称賛が寄せられていた。
第1070話「ルフィ敗北!? 残された者の覚悟」では、カイドウの攻撃を受けたルフィの心臓が止まってしまった。仲間たちが意気消沈する中、ナミ(CV:岡村明美)は泣きながら「ルフィ、聞こえてんでしょ!今度も約束、守りなさいよ!」と叫んだ。
すると倒れていたルフィの胸がわずかに動き、心臓の鼓動のような音が鳴り始めた。次第に音は激しくなり、どんどん楽器も増えて、にぎやかな音色へと変わっていった。1000年以上生き続ける象のズニーシャ(CV:樋浦勉)は、解放のドラムが聞こえる。800年ぶりに聞く」「ジョイボーイが帰ってきた」と意味深長に語った。そしてルフィの髪が伸びて、ニカッと笑う口元が映ったところで物語は幕を閉じた。
ルフィが復活するまでの演出に、「音の表現完璧」「ドラムまじやばい」「テンション上がるなぁ!」「解放のドラムの音でワクワクした」と興奮の声が続出。Twitterでも“解放のドラム”がトレンドワード入りするほど、ファンを熱くさせていた。
(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション