「立て……ない!」再び崩れ落ちる時間差KO 「よく見えなかった」戦慄の左に驚きの声
【映像】衝撃の時間差KO
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 静かな立ち上がりを一瞬で切り裂いた右フックからの左ズドン。一度立ち上がった相手が、力尽きるように時間差で崩れ落ちる衝撃のKOシーンに「立て……ない!」と実況が絶叫。試合を決めた左ストレートに「よく見えなかった」「凄いパンチ」など驚きの声が上がった。

【映像】衝撃の時間差KO

 7月30日に後楽園ホールで開催された「RISE170」。松本天志(HAWK GYM) と弾丸風太(TEAM KAZE)の対戦は1ラウンド58秒、松本が右フック、左ストレートの連打をまとめ風太に勝利。「NEXT天心」登場に期待が高まるRISEのリングで19歳が「次はランキング1位とやりたい」と早くもタイトル戦線に名乗りをあげた。

「立て……ない!」再び崩れ落ちる時間差KO 「よく見えなかった」戦慄の左に驚きの声
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 20歳と19歳、期待の若手2人がセミファイナルに大抜擢。福岡を拠点にRISE WESTを主戦場にしてきた風太と、RISEの登竜門NEW WARRIORSフライ級トーナメント覇者で勢いに乗る松本との対戦。

 序盤に前に出たのは風太。左ローを軸に攻める松本はさがりながらの攻撃。積極的に左右の足でローを振り抜く風太に対し、松本はタイミングよく左の拳を合わせる。

 アウトボクシングの相手に対し、風太はやや強引に距離を縮めワンツーからミドルを見せるが、打ち際を松本は狙っていた。

 開始50秒、攻撃のあとガードが空く瞬間を狙いすましたように、重い右フックからコンパクトで的確な左ストレートを連続で打ち抜くと、ストンと落ちた風太。

 すぐに立ち上がろうとする風太だが、動きは鈍い。カウントを聞きながらゆっくり立ち上がろうとするも、カウント6で再び、時間差で腰から砕け落ちて再びダウン。すぐにレフェリーが試合を止めた。

 一見すると小気味よく打ったパンチだが、スローリプレイではえぐるように角度を付けて右、左と当て脳を揺らしている。ファンからも「よく見えなかった」「スコーンと入った」「凄いパンチ」などと反応が寄せられた。

 那須川天心のボクシング転向以降、ネクスト世代がひしめくRISEのなかでも「天心から天志へ」と期待も大きいなか、松本は6連勝。試合後にはマイクでは「(RISEフライ級王者の)田丸辰選手は試合が決まってますし、ランキング1位の数島大陸とやりたい」と最上位ランカーとの対戦を要求。タイトル戦線へ向けて強気な姿勢を見せた。

【映像】衝撃の時間差KO
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「ゆっくり倒れた…」タオル投入の衝撃KOに戦慄 「そのまま崩れ落ちた!」実況絶叫
「ゆっくり倒れた…」タオル投入の衝撃KOに戦慄 「そのまま崩れ落ちた!」実況絶叫
「ゆっくり倒れた…」タオル投入の衝撃KOに戦慄 「そのまま崩れ落ちた!」実況絶叫
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