【MLB】ブレーブス1-4エンゼルス(7月31日・日本時間8月1日/アトランタ)
「あぁ取らないで……」敵地ながら、エンゼルスファンは茫然とハリス2世のプレーを見ていたことだろう。エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。第5打席では本塁打性の打球をキャッチされてしまうという不運に見舞われた。
この試合前にロッキーズからトレードで移籍してきたグリチェクがホームラン、クローンもタイムリーを放つなど、新戦力の活躍で強豪ブレーブス相手に勝利したエンゼルス。大谷自身もこの試合では3打数2安打。勝負を避けられることが多かったが、それでも今季32度目のマルチ安打を放つなどバットは好調だったが……第5打席は悔しさが募る結果となった。
9回表のエンゼルスの攻撃。先頭打者のウォーラックがセンター前へヒットを放つと、続くレンヒーフォが粘って四球をもぎ取り、無死一、二塁というチャンスに。ここでこの日5回目の打席が大谷に回ってきた。
久しぶりに得点圏にランナーを置いた状態で勝負することができるとあって、大谷も気合満々と行った様子。ブレーブスのヘルナンデス投手のボールに積極的に食らいついていき、2ストライクと追い込まれたが、ファンは長打が出る予感を抱いたことだろう。
そして3球目、高めに来たストレートを大谷は叩いた。
打球はやや上がりすぎにも見えたが、センター方向へとグングンと伸びていき、大谷も本塁打を確信したのか、ゆったりと一塁ベースへと向かう確信歩きを披露。7月最後のゲームで今季40号本塁打を記録する……と誰もがそう思ったことだろう。
そんな思いを阻んだのがブレーブスのセンター、ハリス2世。フェンススレスレに立って打球を見るとそのまま打球が落ちてくるタイミングに合わせてジャンプ。無情にもボールはハリス2世のグラブに収まりアウトとなり、ハリス2世は「どうだ!」と言わんばかりのドヤ顔を披露。大谷の第40号本塁打は幻となり、記録はセンターフライとなってしまった。
エンゼルスファンや日本のファンが悲鳴を上げるなか、現地ではハリス2世の超ファインプレーに大歓声。昨季のナショナル・リーグ新人王らしい活躍を最後に見せてくれた。
しかし悔しいのは日本にいるファンたち。SNSでは「大谷さんおしいーーー」「大谷の 40 号がブレーブスのセンターにバックスクリーン手前で掴み取られる!余計なことを」「大谷、ホームラン一本損した…」と大谷の本塁打が幻になったことを残念がる声やハリス2世に悔しがるような声が目立った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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