1ラウンド、3ダウンの全てが左ハイの衝撃KO。1ラウンド終了のゴングと同時に仕留めた戦慄の左ハイに「正確無比」「首が…」「めっちゃ綺麗な蹴り」「軌道が分かりにくい」と驚きの声が、さらにイケメン&インテリIT企業ファイターの登場に視聴者も騒然。あまりにも出来すぎのキャラクターに「まるで仮面ライダーに出てきそうな顔」といった声まであがった。
7月30日に後楽園ホールで開催された「RISE170」。東蒼馬(MONSTAR GYM)と内本築(team Bonds)の試合は、試合開始から左ハイで2つのダウンを奪った東が、1ラウンド終了3分、ゴングと同時に狙いすましたように左ハイで3度目のダウンを奪いKO勝利。大学院卒、IT企業勤めのインテリファイター・東が衝撃のKOショーを演じた。
大阪大学の大学院から今年IT企業に就職し、格闘かとしての活動も続ける精力的な東と、初参戦の内本の一戦。ABEMA実況も“インテリキックボクサー”と紹介した東が次々とダウンの山を築き、1ラウンド3分で3ダウン。しっかりと内本を仕留めて見せた。
試合開始10秒、東の左ハイが内本の側頭部を捉えて倒れるもこれはスリップ。その後も軽快なステップとともにミドルやローなど多彩な蹴り、そして、再び左ハイ。
序盤と全く同じ挙動で振り抜いた東の左ハイに、内本はヒザをつき最初のダウン。すぐに立ち上がったものの、大振りのフックを空振りし、ヒザをつくなどダメージの影響は大きい。
そんな内本を仕留めようとやや荒っぽく前に出る東は、左の前蹴りを見せ、直後にアゴへ再び左ハイを一閃。内本は腰から砕け落ちて2度目のダウンを喫した。
足がもつれるも気持ちで立ち上がった内本はファイティングポーズ。残り30秒、何とかラウンドを耐え凌ぎたい内本だが、東の前蹴り、ボディへのミドルを次々と被弾。最後はロープに挟まれるように東の左ハイを叩き込まれ、1ラウンド3度目の横崩れダウンでレフェリーストップとなった。
全てが左ハイでの3ダウン。顔面を捉える精度の高い攻撃に、ファンも「めっちゃ綺麗な蹴り」「軌道が分かりにくい」「首が…」「最初の蹴りで効いていた…」「3回全てハイキックは凄い」と反応を示した。
勝利者マイクで東は「僕は普段、会社員として働きながらキックボクシングをやっています。今日のRIZINに出ているドミネーター聡志選手のように、僕も大学院を卒業してやっています。RISEでサラリーマン、格闘家といったら僕の名前が出てくるようにこれから活躍していきます」と同日開催の他団体の選手の名を挙げ、理路整然かつ記憶に残る自己紹介を披露した。
そんな東に対して、ファンからは「喋りも上手い」「頭がイイなあ」「いいマイクだ応援したい」さらには「イケメンだな」「仮面ライダーに出てきそうなルックス」など好意的な声が多数寄せられた。