【ハンドボール】パリ・サン=ジェルマン39ー24日本代表(8月2日/有明アリーナ)
日本代表のディフェンス陣があっという間に無効化された。フランス・スターリーグで9年連続10度目の優勝を果たしたパリ・サン=ジェルマンの選手たちが躍動、高速で選手が入れ替わる「ダブルクロス」で日本代表選手たちを翻弄し、会場のファンを沸かせた。
各国のスター選手が集まるパリ・サン=ジェルマンは、7月31日に日本リーグのジークスター東京と対戦し快勝。中1日で日本代表との対戦を迎えたが、前半からパワー、スピード、テクニックと全ての面で圧倒。着々と得点を重ねた。
その中でもアクロバティックに決まったのが前半15分過ぎに決まった「ダブルクロス」だ。バックプレイヤーの3人がポジションを入れ替えながら2回クロスするもので、プランディからスタートしたクロスは、最終的に再びプランディがボールを持って、豪快なフィニッシュ。目で追うのも大変なコンビネーションのから、思い切り右腕を振り抜き、ゴール右隅に叩き込んだ。
2日前に対戦したジークスター東京所属で、元日本代表・土井レミイ杏利は「(クロスした)3人が全員シュートを狙っているので、真ん中のディフェンス2人が振られたところをフリーで打たれてしまいました」と解説。ファンからも「壁が無効化されとる」「えっぐ」「綺麗だねー」と驚きと称賛の声が集まっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)