72歳の元テレビ朝日の“伝説の辺境”ディレクター・大谷映芳氏が、25年前に取材したティンギュー集落に再び足を踏み入れた。その中で当時16歳だった女性と再会を果たす場面があった。
『ナスD大冒険TV』では、「天空のヒマラヤ部族 超完全版 春〜夏そして、2回目の冬絶景 編」と題した企画がスタート。合計で150日間におよぶ長期取材の模様をお届けする。
大谷氏は25年前にもティンギュー集落を訪れていた。1985年〜2004年までテレビ朝日系列で放送していた報道番組「ニュースステーション」の取材でだ。
この地には大谷氏と関係の深いある女性が。その名は「ソナム・サングモ」。当時16歳だった少女を取材し、以降、大谷氏は毎年会っていて、サングモさんは大谷氏を「お父さんのよう」と慕っている。
ナスDが「大谷さんにとってティンギュー集落ってどういう場所なんですか?」と聞くと、大谷さんは「桃源郷ですよ。貧しいけれど、平和で、自然も良いし、人もまだまだ良いしね。生き方も良いでしょう。世界中がどんどん変わっていてもそういう中でココは変わらない。それがスゴいんですよ」と話した。
大谷氏は「すべては未来のために」という思いから、25年前からティンギュー集落に対し継続して支援を続けているという。そんな支援を受けていたサングモさんが、500人ほどの人口の中で、初めて女性の中でリーダーに就任したそうだ。大谷氏の思いを継ぐ者として……。
スタジオのバイきんぐ西村瑞樹は「スゴいですね。25年前に訪れて今でもその関係が続いているってね」と感心し、視聴者は「大谷さん… 偉大すぎるだろ…」「自分の無い物ねだりが、恥ずかしくなってくる。心が洗われる」などの声をネット上に寄せていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)