芸人のパックンは、新幹線の乗り間違いが理由で、自身がコメンテーターとして出演する『ミヤネ屋』(読売テレビ)の収録に遅刻。熱海まで行ったところで気づき「間違えて、こだまに乗ってしまいました」と謝罪した。
実は東海道新幹線の「のぞみ・ひかり・こだま」の違いを知らない人は、意外なほど多いのだそう。番組で街頭インタビューを実施したところ、「こだまは各駅停車」と答えられた人は54人中12人にとどまり、なかには新幹線の名前であることを知らない人もいた。
お笑い芸人・オジンオズボーン篠宮は、先輩芸人・森脇健児のエピソードを紹介。「『大阪から東京に仕事に来るときは、のぞみとかひかりじゃなくて、こだまでじっくり時間かけて行くねん。こだまでドンや』というネタが最近あまりウケてないんですけど、伝わってなかったんですね」と語り、笑いを誘った。
また、先日JR東海が、新幹線の車内ワゴン販売を10月末で終了することを発表し大きな話題となった。車内への飲食物の持ち込みが増え、売り上げが大幅に減っていることや、将来的に車内販売を担当する乗務員不足が予想されることが終了の理由だという。
これに対し昭和世代は「情緒がなくなってきた」と嘆くが、若者世代はワゴン販売そのものを知らない、または来ても利用しないという声も少なくなかった。
『週刊SPA!』の元副編集長・田辺健二氏は、自身の“鉄道無知”に関するエピソードを披露。京都の実家に帰り、平日の午後の女性専用車に乗っていたところ地元の女性から「ここ女性専用車両よ」と咎められたそう。
東京では大抵、女性専用車両は朝のラッシュ時で終了することから田辺氏は思い込みをしてしまったようだが、「調べたら関西圏ってメチャクチャ女性専用車両の終日(適用)が多くて」(田辺氏)
時代・年代だけではない、関東と関西という地域による鉄道ルールの違いについて語った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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