8月8日(火)22時より、サバイバルオーディション番組「QUEENDOM PUZZLE」の第9話がABEMAにて日韓同時・国内独占無料放送された。
【映像】TOP7入りを果たした「美しい」と話題の日本人・YUKI(1時間57分頃~)
「QUEENDOM PUZZLE」は、既存のガールズグループメンバーと女性アーティストたちをパズルのように組み合わせ、最強のグローバルガールズグループを誕生させる番組。MCは少女時代のテヨンが務める。
欲しいメンバーをスカウト!指名されたナナは心が揺れるも…
第7話で発表されたTOP7は、フィソ、ヨルム、ナナ、ジハン、YUKI、イェウン、Kei、ソヨンの7人、チェリン、ジュイ、サンア、ソウンの5人が脱落し、21人が進んだセミファイナルの模様が、第9話では生放送で届けられた。
第7話の放送後の2週間の間にも、全世界171カ国の視聴者からグローバル投票が寄せられ、累積投票数は362万8177票に上った。第8話で発表された中間発表では、ヨンヒが新たにTOP7にランクイン。ヨンヒは「ステージに対する努力を認められたような気がして本当に嬉しかったです。今日必ずTOP7の座に座れるように、素敵なステージをお見せしたいです」と意気込む。また番組で結成される7人組デビューグループ「EL7Z U+P(エルズアップ)」は、アルバムのリリース、グローバルツアーの実施、「2023 MAMA AWARDS」への出演などが行われることが発表された。
セミファイナルでは「PUZZLIN'」「i DGA (I DON’T GIVE A)」「I Do」という新曲3曲のステージが披露され、生放送中にも投票が行われる。その結果に応じてベネフィットが加算され、ファイナルに進出する14名が決定。そして7人が脱落することになる。
第7話で脱落者が発生したことにより、「PUZZLIN'」は7人、「i DGA」は6人、「I Do」は8人と、人数にばらつきが出ている。各曲の定員は7人のため調整することに。人数が足りない「i DGA」チームが迎え入れたいメンバーを選ぶが、指名されたメンバーはチームを移動するか残るかを選ぶことができる。「i DGA」はまず、実力・人気ともに高いナナをスカウト。ナナの心は揺れるも、視聴者に選んでもらった曲だからと、「I Do」チームへの残留を決定。続いて「i DGA」チームはスユンをスカウトするも、スユンも「PUZZLIN'」に残ることを決めた。そして最後に指名されたのはエリー。彼女は「i DGA」であればより自分のラップスキルが生かせそうであり、そして自分の他に移動するメンバーが思い当たらなかったことから、チームを移動することを決意したのだ。
3曲のステージ開幕「全員をTOP7にしたい」
最初のステージは「PUZZLIN'」。メンバーはKei、スジン、白間美瑠、ジウォン、リイナ、ウヨン、スユンだ。レコーディングの際、ジウォンはプロデューサーからメインボーカルを勧められるも、ジウォンの推薦によりKeiがメインボーカルを務めることに。ダンスでは振付が細かく素早いパートにメンバーは苦戦する。TOP7がチーム内にKei1人だけで不安に思うメンバーもいる中、Keiは「全員をTOP7にしたいと思います。それが私の目標です」と頼もしく語り、メンバーを奮い立たせた。
全員がフロアに横たわるフォーメーションから、本番のステージがスタート。パステルカラーのミニ丈の衣装をまとった7人は、シャボン玉が舞う中、甘い歌声でスイートな世界観のパフォーマンスを展開して魅了した。
続いては「i DGA」の順番。このチームにはTOP7が4人も在籍しているため、他のチームにも牽制されている。移動してきたエリーはボーカル1を希望。元々このパートを担当していたFYEは「エリーのほうがぴったり合うと思います」と譲り、エリーがボーカル1を担当することに決まった。作曲を担当したBOBBY(iKON)を前にスムーズにレコーディングが進んでいくが、YUKIは自身のロールモデルであるBOBBYを前に緊張してしまったようで、発音に苦戦していた。
本番で「i DGA」チームは、炎が噴き上がる中、ガールクラッシュなムードを存分に発揮。堂々とした眼差しで踊りきり、カリスマ性あふれるパフォーマンスを見せた。
最後はライアン・ジョンが手がけた「I Do」チーム。メンバーが減ったことでパート割りを見直していく中、サブボーカル3のパートを巡って、ナナとヨンヒがダンスを踊ってみて投票で決めることに。結果、ナナが担当することに決定し、ヨンヒはサブラッパーに決定。しかしヨンヒは気持ちを切り替えて「このパートをキリングパートにしてみせます」と前向きに語り、レコーディングでは素晴らしいラップで拍手を起こした。
「I Do」の本番のステージは、結婚式のファンファーレでスタート。花嫁のような衣装とブーケを手に現れたボラ、ヨンヒ、ゾア、ジウ、ナナ、ジハン、ジュリは、ポップなラブソングをはつらつとした雰囲気で歌い、満面の笑顔でエネルギーを客席に届けた。
「i DGA」チームが勝利!興奮気味に「信じられない」
ここでリアルタイム投票が締め切られた。「PUZZLIN'」のスジンは「視聴者の皆さんがパズルしてくれたそのままの組み合わせでステージを披露しました。メンバーの皆さんは本当にしっかりこなしたと思います。とても嬉しいです。これからも『PUZZLIN'』が耳に残ってほしいです」とコメント。「i DGA」のエリーは「メンバーが本当にサポートしてくれたので素敵なステージが作れたと思います。視聴者の皆さんも新鮮なショックを受けたのではないでしょうか?勝てると思います」と自信満々だ。そして「I Do」のジュリは、「ベネフィットを獲得できるように一生懸命準備しました。I can do it、You can do it!」と、チームメイトと声を揃えた。
結果、勝利したのは「i DGA」チーム。ベネフィット3万点が全メンバーに与えられた。YUKIは「私たちが勝利するなんて信じられない気持ちです。私たちのステージを楽しんでご覧くださった視聴者の皆さん、ありがとうございます。メンバーのみんなも、素敵に表現してくれてありがとう!本当に誇らしいです」と興奮気味に語った。
ファイナルでは「Billionaire」「Last Piece」という2曲の新曲を、7人ずつのチームに分かれて披露する。それぞれ希望の曲を選択していくが、「Last Piece」が圧倒的な人気を集める。「Billionaire」を選んだのはナナ、ジハン、ウヨン、ジウォン、ヨンヒのみ。これでナナとジハンは、すべてのステージで同じチームに在籍することになった。
番狂わせでヨンヒがTOP7入り!日本人YUKIも圏内キープ
そして最新のTOP7が発表に。まずはナナの名前が呼ばれる。ナナは涙を流しながら、「正直、今日TOP7に入れるとは想像もできなかったです。この座を守れるようにしてくださってありがとうございます。「I Do」のステージのようにいつも一歩一歩ステップアップして、皆さんにエナジーを届けられるナナになれるよう頑張ります」と挨拶した。そして2人目はフィソ。「『i DGA』で優勝できただけでも本当に感謝していますが、今日も投票をたくさんしてくださってありがとうございます。ファイナルでも頑張って、最後までこの座をキープしたいと思います」と笑顔を炸裂させた。
3人目はKei。「残りのファイナルステージでも、ベストを尽くしてステージを準備します」と意気込む。そして4人目で名前が呼ばれたヨルムは「前回は熱いものが込み上げてきて感想をきちんと言えなかったので…今日は泣かずに話をしたいです」と前置きするも、やはり目が潤んできてしまう。しかし気丈に「私が幸せになれるステージを皆さんも好きになってくださってありがとうございます。ファイナルまで頑張ってこの座をキープしたいです」と挨拶した。
5人目は日本人のYUKI。名前を呼ばれて大きく口を開けたYUKIは「予想もしなかった」と語りつつ、「最後まで頑張って、TOP7の座を守り抜きたいと思います」と嬉しそうにコメントする。6人目のイェウンは「『QUEENDOM PUZZLE』のステージは上がるたびにいつも緊張してしまいます。でも応援してくださる視聴者の皆さんに、まず感謝申し上げます。最後のファイナルまでベストを尽くす姿を見せたいです」と話し、7人目で呼ばれたヨンヒは、驚いた様子で歩みを進める。ヨンヒは「どうしよう…。遠くからずっと見つめていた場所でしたが、TOP7に座らせてくださって本当にありがとうございます。こんなふうにたくさんの愛をいただけた分、ファイナルでも素敵なステージをお見せできるように頑張ります」と、声を震わせながら伝えた。
ジウォン、ボラ、白間美瑠も脱落…「ステージが恋しかった」
そして7人の脱落者の名前が発表されていく。「i DGA」チームからはタイ出身のFYEのみが脱落。FYEは英語で番組に参加できた喜びと深い感謝を述べ、テヨンにも「最初に好きになったK-POPアーティストです」とリスペクトたっぷりに愛を伝える。そしてソロアーティストとして9月にニューシングルをリリースし、活動を続けていくことをアピールした。
「PUZZLIN'」チームからはリイナ、白間美瑠、スジン、ジウォンが脱落。リイナは「たくさんの先輩後輩と素敵なステージを準備できて、本当に光栄な瞬間でした。H1-KEYのリイナとしてお見せしたい姿がたくさんありますので、これからも引き続き応援をよろしくお願いします!」と笑顔でコメントする。白間は「『QUEENDOM PUZZLE』のおかげで皆さんと出会えて本当に幸せでした。ソロアーティストの白間美瑠もこれからたくさん応援してください」と韓国語で挨拶した。
番組への出演は大きなチャレンジだったと語るスジンは、「本当に幸せでした。これからはWeeeklyのスジンとしてお見せできる姿がたくさんあると思いますので、応援して見守ってください」と話す。そしてジウォンは言葉を詰まらせながら、「たくさん悩み、そして心配をしながら2度目のチャレンジをしました。デビューしてからステージが恋しかったことが多かったんです。『QUEENDOM PUZZLE』を通してさまざまなステージを披露できてとても嬉しかったです。Cherry Bulletのジウォンとしてもっと素敵な姿をお見せしたいと思いますので、見守っていてください」と切ない胸中を明かした。
「I Do」チームからは、ゾアとボラが脱落。ゾアは「たくましく感想を述べたいと思います。『QUEENDOM PUZZLE』に参加して、初めて挑戦することがたくさんありました。ここで学んだことを生かして、もっとかっこいい姿をお見せしたいです」と明るくコメント。ボラは「私の歌を好きになってくれた、たくさんの方に会うことができて嬉しかったです。私の『QUEENDOM PUZZLE』の旅路はここで終わりますが、Cherry Bulletのボラとしての旅路は続きます。これからもボラのことを忘れずにたくさん応援してください」と、涙ながらに伝えた。
こうして、ファイナルに進出する14名はナナ、フィソ、Kei、ヨルム、YUKI、イェウン、ヨンヒ、ドファ、エリー、スユン、ウヨン、ジュリ、ジウ、ジハンに決定した。
EL7Z U+Pのメンバーが決定する「QUEENDOM PUZZLE」最終話は、8月15日(火)22時よりABEMAにて日韓同時・国内独占無料放送される。