野生の“従業員さん”？農園になくてはならない働きぶりに「素敵な関係」「win-winでほっこり」の声

　北海道にある農園に現れる野生のうさぎが、もはや農園には欠かせない働きぶりを見せ、SNSでは「素敵な関係」「win-winでほっこり」など注目を集めている。

　注目を集めているのは北海道美瑛町にある農園、びえいハスカップファーム（@haskapfarm）の投稿した動画。「今年もブルーベリーを食べてお手伝いしてくれるうさぎさん。北海道も例年にないくらい暑い日が続きいつもより傷んで落ちやすいので本当に助かります。下の方の果実は汚れていなくても人手が足りなく収穫できそうにないのでお掃除屋さんに感謝。小さくてかわいい従業員さん、いつもありがとう」とつづり、もぐもぐと熱心にブルーベリーを食べる、野生のうさぎの様子を投稿した。

　この投稿を見た人からは、「素敵な関係」「win-winでほっこり」「野生のウサギさんの骨格や筋肉の素晴らしい！」「美味しそうなブルーベリー私も食べてみたい！」などのコメントが寄せられ、投稿には約4万件の"いいね"が押されている（8月17日13時のデータ）。

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　ニュース番組『ABEMAヒルズ』は、びえいハスカップファームを取材した。野生のうさぎについて「毎日、畑の牧草や果実を食べていますが、木の下のほうのブルーベリーを食べたり、春先に小枝を食べて剪定作業をしてくれています」とコメント。続けて、「一番助かるのは冬の間に果樹の周りにある『兎糞（とふん）』です。作物に必要な栄養が豊富で、肥料を大幅に削減しコストダウンにつながります」と明かした。

　反響については「エゾユキウサギを知る良い機会にもなり、野生動物との共生共存も不可能ではないというモデルにもなれている気がします。皆様にも自然や野生動物を適切な距離で見守っていただければ幸いです」と話している。（『ABEMAヒルズ』より）

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