【MLB】エンゼルス7－6レイズ（8月19日・日本時間8月20日／アナハイム）
まさかのボールに思わず声が出てしまったか。エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場してレイズの先発・グラスノー投手と対戦。グラスノーの"叩きつけ投球"に思わず大声を上げ、実況解説が苦笑いするシーンが見られた。
2点ビハインドで迎えた1回裏のエンゼルスの攻撃。先頭打者のルーキー・シャヌエル内野手がセンターライナーに倒れ、1死走者なしという場面でこの日の第1打席を迎えた大谷はグラスノーの初球、153キロのストレートを見逃しストライクを取られると、高めに来た2球目のスライダーを空振り。早くも2ストライクと追い込まれたが、内角低めに来たカーブを見送ってカウントは1-2となった。
そうして迎えた4球目、グラスノーは三振を狙い再びカーブを投げたが……指にかかりすぎたのか、ボールはピント捕手のミットどころか打席のかなり手前でワンバウンド。これには大谷も驚き、思わず「おい！」と大きな声をあげた。
グラスノーはここまで今季6勝を挙げているが、その中でも5勝は7月以降に稼いだもの。特に8月は2試合に登板して2勝、防御率は1.38という安定した投球を披露している。
こういう投球があると打ちづらいところだが、大谷はこの後、高めに来たスライダーをファールにしてカット。再度低めに来たスライダーを見送りフルカウントにするまで粘ったが、最後は内寄りに来たスライダーに対応できず空振り三振。スイングした際、悔しさのあまり「イーッ！」と顔を歪めるシーンも見られた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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