【ブンデスリーガ】ブレーメン0-4バイエルン(日本時間8月19日/ヴォーンインベスト・ヴェーザーシュタディオン)
【映像】ハリー・ケインのスーパーゴールに相手DFが“土下寝”
160億の男がブンデスリーガのデビュー戦で価値に見合う仕事を披露した。今季、プレミアリーグのトッテナムからバイエルンに加入したハリー・ケインは、開始4分でアシストを決め、後半には自らゴール。その活躍に「やっぱスーパー」と多くのファンが感嘆した。
バイエルンが1-0でリードして迎えた72分、カウンターの局面でアルフォンス・デイビスのラストパスを受けたハリー・ケインがゴール前で右足を一閃。GKの逆を突く技ありシュートでネットを揺らし、バイエルンにダメ押しのゴールをもたらした。
これにはABEMAで解説を務めた水沼貴史氏も「体の向きで逆サイドへのシュートを(GKの)パブレンカに見せてニアを抜きました。素晴らしく冷静で、ケインらしいゴールですね」とその落ち着きぶりを大絶賛している。ファンも、「さすがケイン!」「やっぱスーパー」だと、早速見せたハイパフォーマンスに歓喜した。
そして、この場面で注目を集めたのがブレーメンDFのアモス・ピーパーである。ケインのシュートをなんとかブロックしようと体を投げ出したが、防ぐことができずにそのままゴールに吸い込まれていくボールを見届けてガックリする姿は“土下寝”のようだと話題に。
ケインといえば、30歳にして世界のトップ・オブ・トップを経験してきたストライカーだ。プレミアリーグでは2015-2016と2016-2017、2020-2021の3回の得点王を獲得。2020-2021にはアシスト王にも輝いている。さらに、イングランド代表でもゴールを量産し、FIFA ワールドカップ ロシア 2018では6点を挙げて大会得点王となった。
バイエルンは今夏、ストライカーの補強を最大の目的としてきただけに、160億を費やして獲得した男が早速結果を出したことに胸を撫で下ろしたに違いない。相手にとっては“土下寝”で完敗を認めるしかないほど、「さすがケイン」という一撃だった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)