【プレミアリーグ】ウォルヴァーハンプトン1-4ブライトン(日本時間8月19日/モリニュー・スタジアム)
ブライトンのパスワークの精度が圧巻だった。
ブライトンが3-0とリードして迎えた55分、自陣で回収したボールをダニー・ウェルベックが中央からドリブルで前進。この時、前にいたフリオ・エンシーソとソリー・マーチが相手ディフェンスラインを押し下げるようなオフザボールの動きをしたため、元イングランド代表FWは余裕を持ってボールを運ぶことができていた。
そして中央から右サイドに流れたエンシーソへパスを送ると、パラグアイ代表MFはこれをダイレクトで中央へ折り返す。相手守備陣が準備する前に良質なクロスを送ったことで、最後はマーチがドンピシャのタイミングで合わせ、ブライトンに4点目が入った。
プレミアリーグ王者、マンチェスター・シティを彷彿とさせるこのプレーに、視聴者からは「絶好調」「確変入った」「攻撃力はさすがだな」「両ウイングの安心感」「決定力の塊」など、称賛の声があがった。
解説を務めたLeo the Football氏も「ちゃんと点を取れる位置に入れるからこそこういうコースに来ます。昨季よりクロスに対しての目線の共有、ゴールエリアのライン上くらいに入れてくるシーンが増えたようです」と開幕2試合で見られた変化を分析した。
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続けて「(意図的に)スペースがある時は地を這わせるボールですけど、ない時もウインガーなどが切り返した後、ファー側のゴールラインにボールを入れてくる。昨季、デ・ブライネ→ハーランドで得点量産してるので、もしかしたら監督がお互いに影響を受け合っているのかもしれない」と、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティを引き合いに出し、デ・ゼルビ監督が率いるチームの出来を比較していた。
(ABEMA/プレミアリーグ)