【プレミアリーグ】クリスタルパレス0-1アーセナル(日本時間8月22日/セルハースト・パーク)
冨安健洋の痛恨の退場に指揮官もファンもブチギレだ。スローインの際に”遅延行為”として1枚目の警告を受けていた日本代表DFは、ハーフウェイライン付近で相手FWを後ろから押し倒す形で接触。悪意のあるプレーでなかったが、2枚目をもらって退場処分となった。
アーセナルが1-0でリードして迎えた68分、クリスタル・パレスは冨安の背後にロングボールを送ると、日本代表DFはジョーダン・アユーを背後から倒してしまう形でファウル。主審はすかさずイエローカードを出した。
冨安は60分にもスローインの遅延行為でイエローカードを提示されており、これが2枚目の警告として退場処分に。ミケル・アルテタ監督を筆頭にサポーターも納得がいっていない様子だったが、アーセナルは残りの時間を10人で戦う必要が生まれてしまった。
ABEMAで解説を務めた林陵平氏は冨安の退場に「え?」と驚き、続けて「引っ張ってはいますけど、場所が場所なんで2枚目ということを考えると少し厳しい感じはします」と正直な感想を述べていた。
視聴者も「厳しすぎる」「意味がわからん」「どこがレッドやねん」「そんな引っ張ってねぇよ」「DF何もできないやん」「どこに目つけてんだよ」など、不満の声が続出していた。
たしかに判定は厳しかったが、今節は開催された9試合のうち、5試合で退場者が出るなど、今季のプレミアリーグは一貫してファウルが厳格になっている。特に冨安が最初にもらった「遅延行為」に関しては、どの試合でもかなり厳密に取られているため、チームとしてスローインが遅れがちなアーセナルは気をつける必要があるだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)