「同意しない意思を形成し、表明し、もしくは全うすること」を困難にした性交などをした場合に成立する「不同意性交等罪」が7月13日に施行された。その「同意」を証拠として記録するアプリがリリースされるという。それが性的同意アプリ『キロク』だ。
性行為の同意をスマホでできるアプリとなっており、アプリをダウンロードして注意事項などを読んだうえで位置情報をオンにし、QRコードを相手が読み込むことで同意をとることが可能。同意をした記録はアプリ内で蓄積され、証拠として使用することができるという。
このアプリについて街の人に話を聞くと「最近法律が変わってそういうニュースを目にするので、使っておいたほうがいいのかな」「あとで揉めるならあったほうがいい」「お互い安心ではあるかも」といった導入に前向きな声も。
しかし「使わない。押すタイミングがわからない」といった意見や、ある女性は「アプリで承認は一応『証拠』としてはとれると思うが、悪い言い方をすると、脅されて押しても『合意した』となってしまうのでは」といった不安の声もあり、賛否両論となった。
『キロク』は、当初8月25日にリリースが予定されていたが、24日になり、「2023年以内」に変更が発表された。
（『ABEMA的ニュースショー』より）
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