【プレミアリーグ】ブライトン1-3ウェストハム(日本時間8月27日/アメリカン・エクスプレス・スタジアム)
【映像】【映像】三笘薫、開始直後に“秒”で切り裂いたドリブル突破
イングリッシュ・プレミアリーグ第3節、ブライトンvsウェストハムがアメリカン・エクスプレス・スタジアムで行われ、ブライトンが1-3で敗戦した。2年目を迎えた日本代表FW三笘薫は開幕から3試合連続で先発し、何度もチャンスを作ったものの、2試合連続ゴールとはならなかった。
立ち上がりからブライトンがポゼッションを高め、ウェストハムが自陣にブロックを敷いて守る構図のなか、先制点はアウェイチームに生まれる。
ウェストハムは19分、自陣左サイドでウォード=プラウズがインターセプトしてカウンターを開始。前線のアントニオに預けて一気にボックス内へと侵入すると、再びゴール前に走り込んだウォード=プラウズが押し込んだ。幼少期からサウサンプトン一筋でプレーしてきたイングランド代表MFは今季ウェストハムに加入し、自身プレミアリーグ通算50点目のメモリアルゴールをマークした。
前半を終え、両者のポゼッション率はブライトン84%、ウェストハム16%、パス成功本数は320本に対して31本と、攻守が明らかに分かれた展開に。それにもかかわらず、試合はウェストハムのリードで折り返した。
追加点もウェストハムだった。58分、自陣左でボールを拾って前方に預けると、持ち上がったアルジェリア代表ベンラーマがボックス外からファーへと大きく展開。そこへ、走り込んできたボーウェンが合わせ、ゴール左隅へと流し込んで0-2とリードを広げた。
劣勢に立たされたブライトンは60分、ギルモアとウェルベックに代えて、ララーナとジョアン・ペドロを投入して流れを変えようと試みる。しかし63分、ウェストハムにまたしても追加点を許してしまった。
GKからのロングフィードを右サイドで受けたボーウェンが中央のアントニオへ。これを収めたジャマイカ代表ストライカーは巧みなターンでDFを振り切ってボックス内へと侵入し、フィニッシュを左隅へと流し込んだ。
ブライトンは0-3と引き離されてようやく反撃に成功する。81分、右サイドからのパスを受けた中央のグロスが、相手をシュートフェイントで交わしてボックス外から正確なフィニッシュをゴール左隅へと突き刺した。
その後、ブライトンは攻め続けながらも追いつくことができず、1-3で試合終了。開幕からの3連勝を飾ることはできなかった。ブライトンvsウェストハムは、ブライトンが2017-2018のプレミアリーグ昇格以来、リーグ戦では11試合で6勝5分と無敗だったが、初めて黒星を喫することとなった。
なお、三笘はフル出場して何度もチャンスに絡んだものの、開幕から2試合続いてきた得点関与は途切れてしまった。
(ABEMA/プレミアリーグ)