【プレミアリーグ】ブライトン1－3ウェストハム（日本時間8月27日／アメリカン・エクスプレス・スタジアム）
今日はブライトンの日ではなかった。プレミアリーグで開幕2連勝を飾り暫定首位に立っていたブライトンは、直近12試合で無敗と相性の良いウェストハムを迎えた。しかし、今季から正GKに昇格したアルフォンス・アレオラの牙城を崩すことができず、逆にミスから19分に先制を許し、58分、63分にも失点を重ねた。81分にパスカル・グロスが意地のゴールを決めるも、ブライトンは1－3で敗れた。
開幕から2試合連続で得点に絡んでいた三笘だったが、この試合では0得点・0アシストに終わった。海外メディアはどのような評価を与えているのだろうか。
地元メディア『Sussex World』は、この試合に出場した選手たちを10段階で評価。三笘に対しては全体で1位タイの「6」という点数を与え、「ウェストハムはこの男をほとんどゴールに寄せ付けなかった。しかし、このトリッキーなウインガーは危険なクロスを何本か入れ、そのうちの1本はファーガソンが決定機を迎えた」としている。
『Sussex World』が取り上げたのは後半開始直後、46分のシーンである。ルイス・ダンクのパスを受けた日本代表FWはボックス内に侵入して、エヴァン・ファーガソンにふわりとしたクロスを供給。これをアイルランド代表FWは思い切りヘディングで叩きつけたが、ウェストハムのGKアレオラに防がれた。
三笘のアシストがついてもおかしくない決定機だったが、この試合に関してはアレオラを褒めるべきだろう。9本の枠内シュートを防いだフランス代表GKに対して、同じく『Sussex World』は10段階評価で満点を与えている。この試合はブライトンや三笘の日ではなく「アレオラの日」だった。
次節、ブライトンはホームでニューカッスルと対戦する。今季の順位争いでライバルとなりそうな難敵相手に、今節の敗戦を活かしてどのように挑むのか、注目だ。
（ABEMA／プレミアリーグ）
