【プレミアリーグ】ブライトン1-3ウェストハム(日本時間8月27日/アメリカン・エクスプレス・スタジアム)
三笘薫がメッシ級のスーパーなドリブルを披露した。日本代表FWは相手が自分の懐に飛び込んでくると見るや、逆を突いて縦に突破。さらに、右斜めに方向転換してボールを運びながらもう一人をかわし、フリーとなったエストゥピニャンへとパスを出した。圧倒的なドリブルテクニックにファンも「神の子」「メッシすぎる」と大興奮だった。
スコアレスで迎えた18分、ルイス・ダンクからのパスを受けた三笘薫は、ウェストハムのDFヴラディミール・ツォウファルとマッチアップ。執拗なマンマークに定評のあるチェコ代表DFは、三笘との距離を詰めてボールを奪いに行くも、三笘はその足とは逆を突いて縦へのドリブル突破を図ったのだ。
そして今度は縦へのドリブルのコースにジャロッド・ボーウェンが立っていることを確認すると、内側へのドリブルに進路を変更。2人を抜いて相手DFを引き付けたところで、三笘の動きによりフリーとなったエストゥピニャンへとパスを出してチャンスを演出した。
このプレーを見たABEMAの解説・鄭大世氏は「自信を持ってやってますね、あのスペースをグングン抜きに行くのは、あんまり見ない形です。あれだけ自由がなかったら後ろに戻すことが多かったので、突っ込んで行くのは自信の表れですね」と解説した。
その発言を思い返せば、前節のウォルヴァーハンプトン戦で三笘が決めたゴラッソの影響があるのかもしれない。4人抜きドリブルからのゴールで自信を付けたことにより、このプレーを選択したということも十分に考えられるだろう。
いずれにせよ、ファンが「神の子やろ」「いい仕掛けすぎる」「メッシすぎる」「何やねん今の」驚いたように、三笘が真骨頂を示した圧倒的なプレーだった。
(ABEMA/プレミアリーグ)