日光にある華厳の滝(栃木県)、奥久慈の袋田の滝(茨城県)と並び、古くから『日本三名瀑』の1つとしてその名を挙げられる熊野の那智の滝(和歌山県)。133メートルもの高さから一気に降り注ぐその雄々しい水の流れは、まさに圧巻の一言といった感じだが、嵐ともなれば、その水量はさらに跳ね上がり、平時とは異なる“別の顔”が現れるのだという。
【映像】133メートルの高さから大量の水が一気に降り注ぐ瞬間(拡大)
和歌山県・那智山にある熊野那智大社が投稿したこの動画(@nachitaisha)は、台風の影響で水量が大幅に増えた状態となっている那智の滝の様子を収めたもの。そのため、水量が少ない冬場などとは違い、大量の水が飛沫と轟音を立て、叩きつけるように一気に下へと流れ落ちる光景は、まさに豪快そのもの。まるでCGでも使って作り出した架空の光景なのではないかと思えるほどのダイナミックさだ。
荒天時のみ那智の滝が垣間見せるという、この迫力満点の“別の顔”に、動画は既に50万回近く再生されることに。動画を観たネット上の人々からは「滝の迫力すごい」「滝の流れが豪快!」「凄く厳かです!」「滝が吠えていますね」といった様々な反響が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)