毎週金曜、夜10時から配信されているABEMAの恋愛番組『シャッフルアイランド Season4』が、クライマックスに向けて盛り上がっている。南の島に集まった水着姿の美男美女が、2つの島を “シャッフル”しながら運命の恋を見つける同番組。“シャッフル”による出会いや別れ、すれ違いに振り回されるメンバーたち。最後にカップル成立するのは誰と誰なのか――。第7話から最終回までゲスト出演し、一足先にメンバーの恋の行方を見届けたGENERATIONSの数原龍友に番組の見どころを聞いた。
「見た目のタイプはないです。りんちゃんもりのちゃんも、ジョナちゃんもくららちゃんもみんな可愛い!」
――本日はよろしくお願いいたします。今作でSeason4を迎えましたが、数原さんは『シャッフルアイランド』はご存じでしたか。
前シーズンに出演していたレオナ様が知り合いで、僕のミュージックビデオに出てもらったこともあるので、番組の存在は知っていました。ただ恋愛番組って見ていると照れくさくなっちゃうので、あまり積極的に見る方ではないんです。なので、最初から最後まで見たのは今回が初めてです。
――どんな部分に照れちゃうんですか。
他人のキスシーンやイチャイチャしている姿を正面から見ることができないというか…(笑)。駅の改札でラブラブなカップルがいたりすると、うわ~って思って、目をそむけちゃいます。そういうのが苦手です。
――(笑)。今回、ガッツリご覧になっていかがでしたか。
目を覆いたくなるようなシーンがたくさんありました。めちゃくちゃ長くキスしているシーンとかあって、少し長いな~って思っていました(笑)。
――逆にいいなと思うシーンはありましたか。
りんちゃんのアンドリュー君への一途な思いは印象的です。真っすぐで控えめな姿に好感が持てて、かなり推せました。収録中に実はちょっと泣いちゃいました。
――楽しみです! ほかにも気になるメンバーはいましたか。
たいゆう君は、自分と似ているタイプだったので気になりました。みんながどんどんカップルになっていって、そろそろ見つけようと思ったら空回りしている姿も素直に応援できました。僕も、大勢の中にいるとみんなに楽しくいて欲しいタイプなので、気づいたら取り残されていることがよくあるんですよ。いつの間にか、みんないい感じになってるじゃん、そこもそこも、あれ~!?みたいな(笑)。あとは、りかちゃんのペットみたいになっているしゅうと君も可愛かったですね。僕は昭和よりの平成生まれなので、最初は「女の子の前で泣いてんじゃねえよ」と思いましたが、見ているうちにそれが彼の可愛さなんだろうなと気付きました。りかちゃんが放っておけないのもなんとなくわかりました。
――ほかにも恋愛番組ならではの面白い部分はありましたか。
最初、シルエットを見て気持ちが動くシーンは面白いなと思いましたけ。会ったこともないのに、ボブとか職業の印象で会いたいと思うのは興味深いですね。
――確かに。今回はかなりボブがモテていましたね。数原さんは、ボブはお好きですか。
……ボブ一択ですね。
――え!?
冗談です(笑)。それにしても異常なボブ推しでしたね。女性は参考になるんじゃないですか。でも、直接会ってみると、見た目は気にならなくなって最終的には髪型なんてどうでもいいんだろうなということがよくわかりました。
――確かに。数原さんは見た目に関してもこだわりはないですか。
昔はショートの子が好きだと思っていましたけど、今は似合っていればいいですし、その人がしたい髪形をするべきだと思います。ほかの見た目に関しても、とくに好みはないです。りんちゃんもりのちゃんも、ジョナちゃんもくららちゃんも可愛いし、みんな超可愛いなって思いました。本当に出演していた子たち、みんないい子たちでしたね。
一緒に出演するなら中務裕太「同じ人を好きになっても譲ってくれそう(笑)」
――(笑)。確かにみんないろんなタイプの可愛さがありますよね。メンバーに感情移入もされたようですが、今回を機に今後は恋愛番組を見たいと思いますか。
機会があれば見たいですし、あわよくば出たいです。
――え!『シャッフルアイランド』でいいですか?!
出たいです。僕もシャッフルして欲しいですよ(笑)。シャッフルされながら、いい人を見つけたいですね。
――もし本当にあの場に数原さんがいたらどんなふうに過ごしたいですか。
僕も30代に入ったので、若い子を泳がせつつ、いいところをごっそりいただく大人の戦法でいこうかなって思っています。と言いつつ、空回りしてしまいそうですけど(笑)。
――次のシーズンのご出演を楽しみにしています(笑)。ちなみに、GENERATIONSメンバーで一緒に連れていけるとしたら誰と行きたいですか。
パフォーマーの中務裕太ですね。彼は、めちゃくちゃイエスマン。僕は同級生で付き合いも長くて、一緒に旅行に行ったりもします。そこで例えば「何食べる?」って聞いて彼が「海鮮食べたい」って言うから海鮮を予約したとする。でも直前に僕が別のものを食べたいって言ったら全く文句なく「いいよー」って感じなんです。彼なら、もし同じ人を好きになったとしても、すぐ譲ってくれると思います。ちょっとごめん、やめてって言ったら「うん、わかった~」って言いそうなので、連れていくなら裕太くんかな(笑)。
――そんな一面があるんですね(笑)。中務さんは女性に対してはどんなふうに接しそうですか。
とにかくめっちゃいい奴なんですよ。おそらく女性に対してもノーということはないんじゃないかな。ただ、あんまりロマンチックではないので、その辺は圧倒的に僕に分がありますね。普段、女性の話をすることってあまりないので、逆に見てみたいです。イメージですけど、好きな人には小学生みたいなちょっかいの出し方をするんじゃないですかね。どんなコミュニケーションで距離を縮めていくのか、楽しみです。
『シャッフルアイランド』には「恋愛に大切なことが詰まっている」
――メンバーたちの恋愛をご覧になっていて、勉強になるというか、新たな発見はありましたか。
たいゆう君が、ののこちゃんに手紙を書くんです。その内容がとてもステキで印象的でした。僕も手紙やお花を贈るのが好きですが、ありきたりな文章になっちゃいますよね。たいゆう君は、あんなふうにおどけながらもすごく人のことを見ていることがわかる手紙の内容でした。僕が誰かに書くときにはなかなか選べない言葉だし、その子を理解していないと書けない言葉だなって思いました。
――手紙の内容、とても気になります。数原さんは普段、手紙を書くときはどんなことを意識しているんですか。
楽曲風だったり、歌詞みたいなものを綴ることが多いかな。字はうまくないですし、つたない言葉でも書きたいことを書くことを心がけています。一生懸命に書いて思いが伝わればいいですよね。
――『シャッフルアイランド』では、よく手紙をしたためるシーンがありますが、最近の日常では手書きの文字ってあまりみなくなりましたよね。
LINEやメールは便利ですが、寂しさもあります。僕は、けっこうアナログな方が好きかもしれません。シャッフルアイランドには、しっかり人と向き合って、顔を見て肌に触れて、温度を感じることがどれほど大事なのかが詰まっていると感じました。手紙とかチェキとか、自分の身に着けているものをマーキングのように渡す姿には好感が持てました。こういうことが恋愛には大事かなってすごく感じました。
――メンバーにとってはたくさんの学びがあったかもしれませんね。『シャッフルアイランド』といえば、やはりシャッフルが大きな見どころになると思いますが、このシステムはいかがでしたか。
シャッフルをしなくていいじゃん! という瞬間もありましたが、シャッフルすることで新しい物語が生まれたり、せっかくイイ感じになった人と離れ離れになったり。あのシステムがあることでメンバーも視聴者も振り回されますが、一方で、愛情を深めるきっかけにもなっている斬新なアイデアだなって思いました。シャッフルが生む愛情もあったりするので面白いなと思いました。
――めちゃくちゃ分析しながらご覧になっていたんですね!最終回までますます楽しみになりました。ありがとうございました!
取材・文:氏家裕子
写真:You Ishii