【スコティッシュ・プレミアシップ】レンジャーズ－セルティック（日本時間9月3日／アイブロックス）
【映像】古橋、中央からのダイレクトボレーで左隅へ突き刺す強烈フィニッシュ
セルティックの古橋亨梧が、日本時間9月3日に行われたスコティッシュ・プレミアシップ第4節、レンジャーズ戦で今季3点目となるゴールを挙げた。今季も開幕戦から2試合連続得点を挙げ、昨季得点王＆リーグ年間MVPの実力を見せつけたが、前節はゴールがなかったため、2試合ぶりにネットを揺らしてみせた。昨季、36試合・27得点を挙げた日本代表FWが今季も量産体制に入っている。
0－0で迎えた前半終了間際、アディショナルタイムに入っていた45＋2分、セルティックはGKからのロングフィードを相手がヘディングでクリアすると、味方がセカンドボールを頭で前線へ。するとゴール前に抜け出した古橋は、ダイレクトボレーでゴール左隅へと突き刺した。
このゴールに解説・林陵平氏は「これをダイレクトで打ち込める能力もありますし、自信があるので右足を振れる。ワンチャンスを仕留めるシュート力と集中力がある。これが古橋ですね。（超アウェイの）スタジアムを黙らせましたよ」と大絶賛した。
リーグ開幕から4試合連続で先発出場している古橋が、今季も年間MVPにふさわしい活躍を見せている。
日本時間8月5日の開幕戦でロス・カウンティを相手に早速、今季ファーストゴールをマーク。1－0で迎えた26分に、右サイドからのクロスをボックス内でフリーの古橋はダイレクトで合わせて追加点を奪取。さらに3－1で迎えた73分には味方の4点目をアシストしてみせた。
続く13日のアバディーン戦は、1－1で迎えた29分、相手の隙を突く形で2試合連続ゴールをマークし、チームの3－1での勝利に貢献。26日のセント・ジョンストン戦はスコアレスドローでゴールを挙げることができなかったが今季4試合ですでに3得点と好調だ。
170センチと上背はないものの、一瞬の動き出しとゴール嗅覚を武器にリーグ王者の"キング"となった古橋は、今季リーグ3連覇、2シーズン連続となる国内3冠、UEFAチャンピオンズリーグでの飛躍など、チームをさらに押し上げるべくピッチで結果を残し続けている。 （ABEMA／スコティッシュ・プレミアシップ）
