【スコティッシュ・プレミアシップ】レンジャーズ0-1セルティック(日本時間9月3日/アイブロックス)
先制ゴールの瞬間は突如として訪れた。前半終了間際、セルティックはGKのロングキックから前線にロングボールを送ると、相手DFのクリアに反応したMFオライリーが背後へヘディングパス。これに反応した古橋亨梧が裏に抜け出してダイレクトで右足を振り抜くと、シュートはゴール左下隅に突き刺さった。
スコアレスで迎えた前半終了間際の45+2分、すでに時計の針がアディショナルタイムの2分台に入ったところで貴重な先制ゴールが決まった。
GKのジョー・ハートが前線にロングボールを送ると、レンジャーズDFコナー・ゴールドソンが頭でクリア。しかし、これがあまり距離を出せずにセルティックMFマット・オライリーが頭でパス。これが狙ったのか、狙っていなのか真意は不明だが、相手ディフェンスラインの背後に届く絶妙なパスとなり、抜け出した古橋がダイレクトで右足を振り抜いて先制ゴールが決まった。
突如決まった先制ゴールにABEMAで解説を務めた林陵平氏は「え?入ったんですか?オフサイドなしですか」と驚いた様子。
続けて、「古橋はボレーで決めちゃうんですよ。決定力ですよ古橋は。これをダイレクトで打ち込める決断力もありますし、決断力ですよね。通常であれば1対1なのでドリブルで運ぼうとするんですけど、自信があるので右足を振れる。自信を持っているので足を振れる。ボールに触っていなくてもワンチャンスを仕留める集中力であり、シュート技術もあります」とワンチャンスをものにしたストライカーを大絶賛している。
結果的にこのゴールが決勝点となり、セルティックが勝利を収めた。古橋はこのゴールがオールドファーム通算6ゴール目。流石のダービー男ぶりを見せつけた。
(ABEMA/プレミアリーグ)