【プレミアリーグ】アーセナル3-1マンチェスター・ユナイテッド(日本時間9月4日/エミレーツ・スタジアム)
まさに咄嗟の判断だった。アーセナルDFガブリエウは、抜け出した相手FWガルナチョの立ち位置を見た瞬間に走るのをやめて一瞬制止。このプレーからマンチェスター・ユナイテッドは勝ち越しのゴールを決めたかに思われたが、VARの末にオフサイド判定となり、止まったガブリエウが駆け引きに勝利した。
1-1の同点で迎えた88分、マンチェスター・ユナイテッドのアレハンドロ・ガルナチョがアーセナルディフェンスラインの背後を取り、そのままGKとの1対1を制してネットを揺らした。
アウェイチームが勝ち越したかと思われたが、VARによるオフサイドチェックが行われると、アーセナルDFガブリエウがガルナチョの動き出しを見てストップしていたことが発覚。一瞬止まったことにより、ガルナチョはわずかにラインを出てしまい、オフサイドの判定となった。
このガブリエウのオフサイドトラップを見たABMEA視聴者からは「マガリャインスえぐいな」「ギリギリ体引いてるw」と驚嘆の声が上がった。また、止まって腰を引く姿がアニメ『サザエさん』のマスオさんの姿勢に似ていると話題となり、「ガブリエルのマスオさんでオフや」というコメントも寄せられた。
今季は戦術変更の影響で開幕3試合でベンチスタートだったガブリエウだが、怪我をしたトーマス・パーティの代わりに先発に抜擢されると、その試合勘のなさを感じさせない咄嗟のプレーでチームを救った。
(ABEMA/プレミアリーグ)