「体の不調が増えてきた」“42歳のアイドル”が今、注目を集める ステージに立ち続ける理由とは?
【映像】29歳のころのまりえ(42)
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 42歳のアイドルとして、今注目を集める女性がいる。若さを保つ秘訣、そしてアイドルとしてステージに立ち続ける理由とは。『ABEMAヒルズ』はその女性に迫った。

【映像】29歳のころのまりえ(42)

 熱狂に包まれたライブハウス。その視線の先には、青い髪をなびかせステージに立つ1人の女性がいた。彼女の名前は、まりえ(42)さん。“42歳のアイドル”として、今話題の人物だ。

 8月26日に東京・秋葉原でワンマンライブを行い、会場に詰めかけたファンに対して、全8曲を披露した。

「まりえちゃんが歳をとっても、一生懸命頑張っているから、私も頑張ろうという気持ちになります」(ファンの女性)

 42歳を迎えてもなお、彼女がアイドルを続ける理由とは。ライブ前のまりえ(42)さんに話を聞いた。

――アイドルとしてデビューしたのはいつ?

「2008年の28歳だった。普通のアイドルさんから比べたら、“遅咲き”」(まりえ(42)、以下同)

 28歳で始めたアイドル活動。当時、戸惑いはなかったと語る。

「その時は本当にごく少数のアイドルさんしかいなかった。数百みたいな感じだったので、『まあやってみようかな』と思い、簡単になってしまった(笑)」

 デビューから14年。一心不乱に駆け抜けたアイドル人生。誕生日とともに増えていく名前の数字も、気付けば「42」。現在は名古屋を拠点に、年間200本以上のライブを実施し、アイドル1本で生計を立てているという。

 42歳には見えないまりえ(42)さんに、若さを保つ秘訣についても話を聞いた。

「美容はめちゃめちゃお金がかかっている。だからといって、すべてが若く保てると思ってはいない。(大事なのは)食生活と睡眠。あと“自分はまだまだ若い”と思っていること。自分に暗示をかけているみたいな」

 とはいえ、体は42歳。年齢を感じることもしばしばあるとのこと。

「40歳くらいから味わったことのない体の不調が増えてきた(笑)。『無理してはいけないな』という感じ」

 それでもライブとなれば話は別。アイドルとしての本能なのか。見えないパワーが突き動かしていると話す。

「体力的にはしんどいけど、ステージに立つとしんどさがなくなっちゃう。『自分やるんだな』という感じ」

「体の不調が増えてきた」“42歳のアイドル”が今、注目を集める ステージに立ち続ける理由とは?
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 ライブ終了後の交流会では1人1人と丁寧に接するまりえ(42)さんだが、時には、お客さんがほぼゼロだったという現場もあったとのこと。見に来てくれた人に、少しでも満足して帰ってもらいたいという想いから、ライブでは常に“楽しませること”を意識しているという。

「マジで集客が今まで無かったので、今日の機会を『どんなもんやろ』と見に来てもらえればいいかなと。(ファンは)女性も男性も同年代か、ちょっと上かめっちゃ上。『元気をもらえる』とか、あとは『まだまだ俺いけるな』みたいな気持ちにもなってくれるらしい。女性の方からは、『どういった化粧品を使われているんですか?』とかで訪ねてきてくれる」

 2024年にはデビュー15周年の節目を迎えるまりえ(42)さん。彼女にとって、アイドルとはどういった存在なのか?

「みなさん、普段ストレスとかいろいろ抱えていると思うので、その人たちに元気を与えたりできたらいいかなと思っている。アイドルはそういう存在かなと」

 やりたいこと、挑戦することに年齢なんて関係ない。群雄割拠のアイドル業界で、唯一無二の光を放つまりえ(42)さんに最後の質問に答えてもらった。

――アイドル、何歳まで続けたい?

「とりあえず45歳まで頑張って、それ以降は自分の体調と相談する。全然諦めるとか全く無く、ずっと走っている感じ。42歳だからやめようかなという気持ちもなく、これからも頑張っていこうと思っている」

(『ABEMAヒルズ』より)

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