昨年、結成10周年を迎えたGENERATIONSの夏は大忙しだった。個人の活動も充実する中、グループとして全国各地でライブを行い、メンバー全員が本人役で出演したホラー映画「ミンナのウタ」も公開された。まさに充実の10周年イヤー。そんな中で、片寄涼太は「想像していなかったような」うれしい出来事があったという。
メンバーそれぞれが明かす「夏の思い出」
――結成10周年を迎えたGENERATIONSですが、今回10年ぶりの「TGC」(第37回 マイナビ東京ガールズコレクション 2023 AUTUMN/WINTER)出演となりました。
小森隼: 10年経って、僕たちが表現するものも変わった中で、会場にいる方にも「知ってる!」と盛り上がっていただきました。10年前を振り返るともちろんなんですけど、前回とは良い意味で違うということをひしひしと感じました。
白濱亜嵐: 出演者との繋がりも増えたよね。それこそABEMAで「GENE高」をやらせてもらってゲストを迎えたり、それぞれ個人がいろんな現場に行くことも多くなった。共演した人とは当然挨拶するし、そういう意味でも繋がりができたというのは、こういう現場に来るとより実感します。
片寄涼太: それこそ「GENE高」は「TGC」を見にくるようなティーンに向けた青春バラエティをテーマに掲げて始まった番組。そんな中で自分たちも年齢を重ねてきて、その熱狂がまた形を変えているというか。自分たちも10年歩んできて、10年前の世代とは違う方に、僕らの最新の姿を見てもらえたのは良かったと感じています。
――今年の夏で印象に残っていることは。
片寄: (関口メンディーに対し)ファンの方々とBBQしたよね。
関口メンディー: しました。ファンクラブのイベントとしてやりましたね。
小森: どうでしたか?
メンディー: やっぱり青空の下でご飯を食べるのは美味しいですね。
一同: 笑。
片寄: 夏の思い出やね〜。
メンディー: うん。やっぱ、空の下でご飯を食べるというのは、夏の醍醐味だなと思いましたよ。ファンの方々とBBQというのは新しい試みだったんですけど、すごく喜んでもらえたので、第2弾も考えたいですね。ファンの方々とあそこまで近い距離でお話しできるのはなかなかない機会ですし、僕らのエンタテインメントを見守ってくれる人たちを再認識したというか。話をすることで、次に僕らが何をしていけばいいのか自ずと見えてくるものもあったし、そういう意味でも貴重な機会だなと。
佐野玲於: メンバーみんなでフェスに出て、いろんなところを回れたのは良い思い出でしたね。結成10周年を迎えて、もう1度、夢者修行みたいな感じで、自分たちのことをよく知らないであろう客層のイベントにも出たり。そんな中で共演アーティストとの出会いも、お客さんとの新たな出会いも楽しかった。
――数原さんは。
数原龍友: 夏の思い出は、手をつないで歩いた海岸線ですね。
メンディー: それケツメイシね。
数原: まだ暑いし、僕自身は夏が終わった感覚がしないというか。出演イベントもまだ残っていますし、12月で寒くても「夏だ」と思い込めば僕自身は夏に感じられるタイプなので、今年の夏はずっと続くかなって。
メンディー: 肌のこんがり具合は1番夏してる感じですけどね。
数原: 昨日、撮影で1日中、海にいたので、こんがり焼けてしまいましたね。でも(中務を指し)自分もまあまあ焼けてるけどな。
中務裕太: 龍友くんに比べたらまだまだだけど(笑)。龍友くんは外で焼いてるけど、僕はしっかりマシーンに入ってます。
――メンバー全員が出演した「ミンナのウタ」も8月に公開されました。印象に残っていることは。
片寄: 撮影している時には想像していなかったようなうれしい反応がありました。ホラー好きのおじさま達がGENERATIONSを勉強してくださったんです。意外なファン層からのリアクションがあった上に作品も気に入ってもらえて、それはすごく印象的でしたね。いつもと違う反応を楽しんでいました。
佐野: ちゃんと怖い作品だったしね。
中務: 僕は映画の上映中に怖かったら叫んでもいい、絶叫上映を見に行ったんです。こっそり参加したんですけど、メンディーくんのシーンで1番悲鳴が上がってました。
片寄: 予告で使われているシーンね。
中務: こんなに怖がってくれるんだと思ってうれしくなりました。
――今年も残り約4か月となりました。2022年末には「GENERATIONS 24時間テレビ 24時間いろんなライブできるかなぁ?」がABEMAで放送されましたが、またチャレンジしたいという思いは。
白濱: めちゃくちゃ楽しかったけど…数年に1回を希望します(笑)。
小森: ちょっと2年連続だけはという(苦笑)。
佐野: 普通にカメラまわってるところで寝たっすからね。
小森: でもその分、返ってくるものも大きかったので、またいつかそんな特番を任してもらえるように、グループも成長していきたいと思っています。
テキスト・取材・インタビュー:中山洋平