【プレミアリーグ】バーンリー2-5トッテナム(日本時間9月2日/ターフ・ムーア)
両軍にとって納得のいかないプレーだったようだ。
トッテナムMFマディソンを”挟み撃ち”のような形でバーンリーの選手が対応。やや強く当たられたことでイングランド代表MFはピッチに倒れると、スタンドからはブーイングが。「簡単に倒れるな!」「ウチの10番に何をするんだ!」と、双方が言わんばかりの怒号が飛びかっていた。
1-1で迎えた42分、バーンリーはセットプレーからチャンスを得ると、ボックス内にクロスを供給。これをトッテナム守備陣に跳ね返されると、そのこぼれ球にマディソンとバーンリーの2選手が反応した。
その際、マディソンを真ん中にバーンリーの両DFが2方向から”挟み撃ち”するような状況に。そこからバーンリーのDFアミーン・アル・ダヒルが身体をぶつけてボールを奪いに行くと、イングランド代表MFはその衝撃から転倒。主審はファウルの判定を下した。
マディソンが倒れるとバーンリーの本拠地ターフ・ムーアからはブーイングが飛びかった。バーンリーのサポーターからは「ファウルをもらいにいっている」、一方のトッテナムサポーターからは「押しすぎだ!」という具合に、両軍それぞれに意見があったようだ。
客観的に見れば、この位置でファウルをもらってマイボールとしたマディソンのプレーは大きかった。ここでボールを自分たちのものにできるか、できないかでは大きく流れが変わるため、いち早くルーズボールに対して反応したプレーは見事だった。
(ABEMA/プレミアリーグ)