世界のイタクラが、“絶対王者”相手に決めたゴールが「パフォーマンスまで完璧」だと話題だ。味方との連係から生み出された華麗なヘディング弾に、元サッカー日本代表・槙野智章氏も「練習どおりのゴールですね」と唸った。
【映像】板倉滉、神ゴール前の狙い通りの「一瞬」
9月2日に行われたドイツ・ブンデスリーガ第3節のバイエルン戦、ゴールレスで迎えた30分に圧巻のゴールが生まれた。右コーナーキックをニアサイドのDFマクシミリアン・ウーバーが頭で逸らし、ボールはファーサイドへ。そこに詰めていた板倉滉がヘディングで合わせると、ゴールの右上隅を捉えた。ブンデスリーガ11連覇中の絶対王者でさえもなすすべなくボールを見送ったスーパーゴールは、貴重な先制点となった。
9月3日に放送された『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)で板倉のゴールシーンが流れると、槙野智章がすかさず口を開き、ゴールシーンを解説した。
ポイントは、最初にコーナーキックのクロスに頭を合わせたマクシミリアンのプレーが、自分で決めようとして逸れてしまった「ミス」ではないということから始まる。
スタジオで映像を見る槙野は、浮き球に合わせてゴール前に一人走り込む板倉に注目し「チームとしての決まりごとのうえでの動きで、偶然走っていたわけではない。デザインされた素晴らしいゴールです」と評価した。選手目線からの解説に、スタジオメンバーも「そうなんだ!」「なるほど!」と頷いた。
残念ながらチームは後半に2失点を喫して逆転負けとなったが、板倉自身は今季初のフル出場。リーグ戦3試合連続スタメンに加えチームトップタイとなる2ゴール目を挙げるなど今後の活躍も期待される。
(ABEMAスポーツタイム)