【国際親善試合】ドイツ代表1－4日本代表（日本時間9月10日／フォルクスワーゲン・アレーナ）
【映像】伊東純也、グラウンダークロスに超速で走り込みワンタッチゴール！
日本時間10日、国際親善試合のドイツ代表vs日本代表が、ドイツのフォルクスワーゲン・アレーナで行われ、4-1で日本が勝利した。昨年行われたFIFA ワールドカップ カタール2022以来、約10カ月ぶりの再戦で再び白星を手にしている。
日本代表（FIFAランク20位）は9月シリーズで欧州遠征を実施し、その初戦ではドイツ代表（同15位）と対戦した。昨年行われたFIFA ワールドカップ カタール2022のグループE第1戦でも対戦し、日本が2-1で勝利。あの対戦から約10カ月ぶりの再戦となった。
日本は当時の試合から6名を変更。前田大然、久保建英、田中碧、長友佑都、吉田麻也、権田修一に代わって、上田綺世、三笘薫、守田英正、伊藤洋輝、冨安健洋、大迫敬介がスタメンに名を連ねた。フォーメーションは前回と同様に4-2-3-1を採用。先発出場となった三笘や上田の活躍ぶりに注目が集まった。
試合は序盤から日本がアグレッシブな入りを見せると、11分に早速試合が動く。右サイドで仕掛けた菅原が抉ってグラウンダーの早いクロスを入れると、走り込んだ伊東純也がワンタッチで合わせる。これが相手DFにあたりながらもゴールネットを揺らして日本が先制した。
しかし19分には、日本の守備網のギャップをうまく使われて、ギュンドアン、ヴィルツとパスが周り、最後はサネに蹴り込まれて同点とされる。それでも気落ちすることなく日本が攻め込むと、22分には再び菅原のクロスに伊東が合わせる。これのシュートは枠を捉えなかったが、ゴール前に構えていた上田が押し込み、日本がリードして前半を終えた。
後半の日本は交代なしでフォーメーションを3-4-3に変更。板倉滉、冨安、伊藤のスリーバックに、菅原と三苫がウイングバック、鎌田大地と伊東がシャドーのポジションに入った。すると、後半開始直後に相手のミスから伊東、さらにカウンターから上田が決定機を作り出す。さらに58分には鎌田と上田を下げて谷口彰悟と浅野拓磨を投入。三苫をシャドーに置き伊藤がウイングバックを務めるなど、日本がゲームを動かしにいく。
70分には裏に抜け出した浅野がGKとの1対1でシュートを放つが、ここは決めきれず。74分には伊東と守田を久保、田中に入れ替える。終盤は追いかけるドイツに押し込まれる時間が続いたが、冨安を中心としたディフェンス陣が奮闘。すると90分には久保が相手のバックラインからボールを奪いカウンターを発動、最後は並走した浅野が押し込むと、アディショナルタイムには再び久保を起点に田中がネットを揺らし、日本がW杯以来の再戦となったドイツに勝利した。
（ABEMA／国際親善試合）
