【国際親善試合】ドイツ代表1-4日本代表(日本時間9月10日/フォルクスワーゲン・アレーナ)
【映像】久保建英、田中碧への"ピンポイントクロス"でドイツを蹂躙する瞬間
日本代表は日本時間10日、国際親善試合でドイツ代表と対戦し4-1で勝利した。昨年行われたFIFAワールドカップカタール2023以来、約10カ月ぶりの再戦で完璧な試合運びからの勝利となった。
日本代表(FIFAランク20位)は9月シリーズで欧州遠征を実施し、その初戦ではドイツ代表(同15位)と対戦した。W杯の対戦から6人を変更して臨むと、11分に伊東純也のゴールで先制した。その後同点とされるも、22分に上田綺世のゴールで勝ち越して試合を折り返すと、試合終盤には途中出場の久保建英の2アシストにより浅野拓磨、田中碧のゴールで4-1の快勝となった。
前半は4-2-3-1、後半は3-4-3など試合の流れでフォーメーションを変更するなど、多彩なアクションを見せた日本。ドイツ紙『ビルト』は「日本はほぼ楽々とドイツのチームに勝利した。後半はカウンターに頼る場面が多かったが、ゴールを重ねた。ドイツサッカー界にとって、状況はますます悪くなる一方だ。早急に何かを変える必要がある」と総括。日本の戦いぶりを称えるとともに、ドイツの戦いぶりに不満を示している。
さらに途中出場から2アシストした久保についても評価。3点目のシーンについては「彼はゴールに向かって自由を手にした。テア・シュテーゲンの直前でアサノへのお膳立てをした」とコメントしている。さらに4点目のシーンでも「クボは簡単にゴセンスを抜き去り、ノーマークだったタナカを見つけた」と評価した。
またイギリスの『スカイスポーツ』は「終盤に浅野拓磨と田中碧がゴールを決め、アジアチームの記憶に残る勝利をもたらした」と日本を評価。一方でドイツについては「ドイツ代表の次の試合はフランスとの親善試合であり、ハンジ・フリックに対するプレッシャーは高まっている」と危機感を記している。
(ABEMA/国際親善試合)