【国際親善試合】ドイツ代表1-4日本代表(日本時間9月10日/フォルクスワーゲン・アレーナ)
【映像】ドイツDF陣が上田綺世のゴールを“お見送り”するシーン
一見するとラッキーゴールに見えるかもしれないが、これこそストライカーの嗅覚。日本代表の新たなエースに名乗りを上げたFW上田綺世が、GKが一歩も動けない神ショットを炸裂させた。
日本代表は日本時間10日、国際親善試合でドイツ代表とアウェイで対戦。
1-1の同点で迎えた22分、日本は冨安健洋のロングフィードから攻撃がスタート。右サイドの伊東純也、鎌田大地を経由して、攻め上がった菅原由勢がダイレクトでグラウンダーのクロスを入れた。これをボックス内に攻め上がっていた伊東が、ダイレクトで狙う。しかしシュートはミートできずにボックス中央に転がるも、ここで待ち構えていた上田が左足で押し込んで日本が勝ち越しに成功した。
これにはGKはもとより、ゴール前に構えていた3人のDFも硬直。一番近くでボールを見送ってしまったズーレは“お手上げ”ポーズをみせた。
このゴールにSNSでは「これはラッキーだな」「ラッキーだけどナイス!」といったコメントがある一方で「これ狙ってるんじゃね?しっかりと押し込んでる」「上田の嗅覚えぐい」「これに反応できてしかも決められるのはすごい」など、ストライカーとしての上田を高く評価している。さらにゴール後には満面の笑みで守田英正と抱き合う姿に「めっちゃいい笑顔」「爽やかだなー」といった反応も寄せられた。
上田は試合後のフラッシュインタビューで「跳ね返りを詰めた形ですが、常に準備していたので取れたゴールだったと思います」とコメント。狙っていた形だったことを明かした。さらに「今までとは違うパフォーマンスを出せたと思うし、初めて日本代表に貢献できたと思っています」と自身のパフォーマンスに手応えを掴んだようだ。
(ABEMA/国際親善試合)