セリエA王者の守備網も掻いくぐる鎌田大地も、冨安健洋のプレーには一目置いているようだ。
今シーズン、ドイツからイタリアへと拠点を移した鎌田が、かつての盟友である“日本最高のディフェンダー”について最高の賛辞を送っている。
サガン鳥栖でプロデビューを果たし、ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルト、ベルギーのシント=トロイデン、フランクフルトへの復帰を経て、今シーズンセリエAのラツィオに加入した鎌田。9月2日に行われたセリエA第3節のナポリ戦で見せた移籍後初ゴールは、昨年王者を下す決勝点となり大きな話題を呼んだ。
そんな鎌田だが、同じ日本代表の最終ラインを担う冨安は、シント=トロイデン時代のチームメイトでもある。
9月3日の『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、冨安健洋の特集企画を放送。世界トップレベルの守備陣を相手に戦う鎌田が、冨安のプレーについて「年下の選手で初めてすごいと思った」と言及しているエピソードを紹介した。
攻撃陣である鎌田が、本来対峙するポジションであるディフェンダーを称賛することは、それだけ質の高い選手であることの証しでもある。この評価に対し、番組に出演する元日本代表の槙野智章氏は、「あの鎌田選手が、これだけのことを言っているのか」と驚きを口にした。
現在冨安はイングランド、鎌田はイタリアと異なる国でプレーしている両者だが、日本時間10日の代表戦ではドイツ代表を見事撃破。12日にも共演の機会が待っている。新シーズン開幕直後から活躍を見せる2人は、それぞれどんな戦いを見せてくれるか。
(ABEMAスポーツタイム)