9月3日、名古屋で千秋楽を迎えたアイスショー『ONE PIECE ON ICE~エピソード・オブ・アラバスタ~』。ABEMAエンタメでは、本公演で座長を務めた宇野昌磨に独占インタビューをした。
宇野:最初はこういう「何かを演じる」とか、「キャラになりきる」というのが僕には向いていないんじゃないかなというのは始まる前は思っていましたが…。
『ONE PIECE ON ICE』は、国民的アニメ『ワンピース』の物語をアイスショーで表現したスペクタクルショー。プロジェクションマッピングや光の演出が施されたスケートリンクを世界王者の宇野をはじめとする日本屈指のスケーターが、アニメ『ワンピース』の声優たちによるセリフに合わせ華麗に舞う姿が見どころだ。
1カ月以上にも及ぶ稽古のすえ、主人公のルフィを演じた宇野は、これまで経験したことのないアイスショーを通じて、新たな発見があったという。
宇野:毎回自分の演技を見直したりするんですけど、自分が一番うまくいっているときは感情が出ている時、そこが興味深いところで、もっと手の位置がこうとか足の上げ具合がこうって考えよりも、本当に自分がその状況に立っているぐらいの気持ちにどう持っていくかって考えた方がいいものができる。
そう話す宇野は、演技中、感情をむき出しにする1つの方法としてある工夫をしたという。
宇野:「全力で走って姿を見せたい」やっぱり曲にもタイミングにも合わせるのでゆっくり走っちゃう自然と、でもギリギリからスタートすると、慌てなきゃ間に合わないのですごく走っているように見える。そんな感じですごくいろいろ発見がありました。
そんな宇野がこのショーを通して得たものがあるという。
宇野:僕はいつもこういうルフィのような性格じゃないので。真剣な顔でというのがいつもだったんですけど、表情を見せつけて自分の感情を表に出しながら演技するってなかったので、何かを演じるとか、キャラになりきるというのが僕には向いていないんじゃないかなというのは始まる前は思っていましたけれど、今終わってみれば結構自信ついたというかもう何の役が来てもいける気がします。
宇野の新たな一面が見られる『ONE PIECE ON ICE~エピソード・オブ・アラバスタ~』の千秋楽公演の様子は、9月17日までABEMA PPVで見逃し配信中。一般チケットに加え、4つのカメラを切り替えてアイスショーを楽しめる「マルチアングルチケット」も販売中だ。
宇野:絶対 見て損はないと思うのでしっかり楽しめる内容になっていると思います。楽しんでください。
(『ABEMA NEWS』より)
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