「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に、”おでんツンツン男”こと豊嶋悠輔さんが登場。おでん騒動から約7年後の現状を明かした。
番組には、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑らレギュラー陣に加え、伊集院光、ハシヤスメ・アツコ、星乃夢奈が出演。
今回のしくじり先生は、”おでんツンツン男”の名で知られる豊嶋悠輔さん。2016年にコンビニのおでんを直接触って遊ぶ動画をSNS上に投稿したところ、ニュースに取り上げられ大騒動に発展。威力業務妨害容疑で逮捕され、不起訴処分となった。
騒動の1年前、はスケートボードショップを経営しており、新店舗をオープンするために奔走していた。もともとは店の宣伝のために動画投稿を始めたが、ある日何気なくおバカ動画をアップしてみると周囲の反応がよく、徐々に迷惑動画へとエスカレートしていったという。
おでん騒動が起こった後、豊嶋さんは住む家を追い出され、当時の妻とも離婚し、失意の日々を送っていた。しかし、友人はいつもどおりに接するフリをしながら外に連れ出してくれ、現在の妻となる女性は2年も実家に住まわせてくれたという。周囲の温かいサポートのおかげで、豊嶋さんは徐々に立ち直ることができたのだ。
昨今、世間では迷惑動画の炎上騒動が増えていることもあり、「一度しくじった僕でも真実をありのまま話すことで、何か役に立つことがあるのでは?」と考えた豊嶋さん。今では親子に向けた講演活動を行い、SNSの怖さや自身の炎上騒動の経験を伝えているという。
さらに、「スケボー少年たちに練習場を提供したい」という思いから、経営しているスケボーショップに、スケボーパークを併設。オリンピックにも通用するようなパークを作り、スケボ競技の東海地区大会などで実際に使用されているという。出演者は「すごいな」「本格的だ」と驚いた様子だ。
最後に豊嶋さんは、「どれだけあなたの敵がいても私だけは味方だよ」という母の言葉や、妻が励ましながらずっとそばにいてくれたことを回顧。涙する場面もあった。
伊集院は豊嶋さんの人柄を「不謹慎なことでも笑っちゃうぐらい、いい性格をしてる」と褒めつつ、「その諸刃の剣で調子に乗っちゃうと思うんだよね。今後もやらかすかもしれないと思ってる」と冷静に分析。
しかし、逆の可能性として、豊嶋さんの明るさと周りを巻き込む力がいい方向へ向かうことに期待し、「慎重な上にも慎重に、いい性格をいかしてほしい」とエールを送った。