【国際親善試合】ドイツ代表1-4日本代表(日本時間9月10日/フォルクスワーゲン・アレーナ)
日本代表FW三笘薫vsドイツ代表MFグロスは、ブライトンサポーターにとてはまさに胸熱のシーンだった。ボックス内でマッチアップしたブライトンの主力2人。最後はグロスのタイミングを外した三笘の右足シュートがグロスの股を抜き、ファンも「三笘vsグロスは大興奮」と大盛り上がりを見せていた。
日本代表は欧州遠征初戦でドイツ代表と対戦。FIFAワールドカップカタール2022以来、約10カ月ぶりの対戦として注目を集めた一戦だ。一方で、ブライトンに所属する三笘とチームメートであるグロスの対戦も大きな話題となった。
64分、ベンチスタートだったグロスが交代で出場したことで両者が同時にピッチに立つ。直後の70分には、三笘のスルーパスから浅野拓磨が決定機を迎えると、このシュートのこぼれ球を拾った三笘にグロスがマークについた。
ボックス内左の位置で対峙した二人。三笘は瞬時に右足でワンタッチ運び出し、そこから右足を一閃。グロスも必死に足を伸ばしてこれをブロックしようとするも、ボールは股を抜けた。シュートは惜しくもGKテア・シュテーゲンがセーブしてゴールとはならなかったが、代表戦の舞台で行われた三笘vsグロスの駆け引きに「ブライトンの2人がこのピッチに立ってるなんて」「三笘vsグロスは胸熱」「この二人のマッチアップは大興奮だわ」とファンも大盛り上がりとなった。
しかし昨日の敵は今日の友。本日行われるイングリッシュ・プレミアリーグ第5節では、ブライトンの一員としてマンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦する。ブライトンのエース・三笘とチームの心臓・グロスも揃って先発出場が予想されている。
さらに、三笘にとっては昨シーズン「完敗かなと思います」と敗北宣言をした、DFワン=ビサカとの再戦。世界屈指の矛盾対決は本日23時にキックオフだ。
(ABEMA/国際親善試合)