アニメ『ゴブリンスレイヤー』は、2018年10月より1クール全12話で1期が、2023年10月から1クール全12話で2期が放送されたダークファンタジー作品です。2020年には、劇場版OVA『ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-』が公開されました。
原作は2016年2月よりGA文庫(SBクリエイティブ)にて刊行されている、蝸牛くも氏による同名小説です。2023年12月時点で16巻までが刊行中で、そのほかに「月刊ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)にて、黒瀬浩介氏の作画によるコミカライズが連載されており、コミックスは14巻まで刊行。シリーズ累計発行部数は1000万部を突破する人気作品となっています。
この記事では、アニメ『ゴブリンスレイヤー』の3期がいつ放送されるのか、原作のどこまでが映像化されるのかをまとめました。
目次
- アニメ『ゴブリンスレイヤー』とは
- アニメ『ゴブリンスレイヤー』3期はある?放送日や放送局は?
- 3期は動画配信サービスで見られる?
- 3期でアニメ化される範囲は原作のどこからどこまで?全何話?
- アニメ『ゴブリンスレイヤー』2期の制作スタッフや声優は?
- アニメ『ゴブリンスレイヤー』3期のまとめ
アニメ『ゴブリンスレイヤー』とは
アニメ『ゴブリンスレイヤー』の舞台は、冒険者が活躍するファンタジー世界です。最下級モンスターであるゴブリンの討伐だけで、冒険者等級第3位の銀等級にまで上り詰めた主人公“ゴブリンスレイヤー”と、女神官の活躍が描かれます。
最下級とはいえ、徒党を組んで残忍狡猾な手口で襲ってくるゴブリンは、人々にとって十分に脅威となる存在です。ゴブリンスレイヤーは、そんなゴブリンを退治するために手段を選ばず、手間を惜しまず準備をして、ゴブリンだけを退治しています。そしてゴブリンスレイヤーと冒険者になりたての女神官が出会って行動をともにすることになり、あらゆる場所に出現するゴブリンと戦っていきます。
アニメ『ゴブリンスレイヤー』3期はある?放送日や放送局は?
アニメ『ゴブリンスレイヤー』3期は、2023年12月末の2期放送終了時点で、公式から制作発表はありません。
3期制作の可能性ですが、人気タイトルである点や、原作の未アニメ化部分のボリュームを鑑みても、制作される可能性は十分にあると思われます。
アニメ『ゴブリンスレイヤー』は、1期終了から2期スタートまでは5年の間が空きました。しかし、最近のアニメは放送終了後1~2年後に次期作品が放送されることが多いため、もし3期が制作されるとしたら、2025年以降の放送となる可能性が高いのではないでしょうか。
原作小説は16巻まで刊行され、2期までで1~8巻までの話が映像化されています。3期を制作できるだけの原作ストックは十分にあります。
放送局はどうなる?
3期の放送局は、現時点で制作が決定していないため不明です。2期はTOKYO MX、BS11、サンテレビ、AT-Xで放送されていました。このことから、3期も同様にTOKYO MXを含むこの4局で放送される可能性が高いと予想されます。
3期は動画配信サービスで見られる?
アニメ『ゴブリンスレイヤー』3期の制作が決定していないため、動画配信サービスについても現状では不明です。2期ではABEMA(アベマ)で地上波先行放送・見放題独占配信が実施されました。このことから、3期も同様に配信サービスで視聴できる可能性が高いのではないでしょうか。
無料配信はある?
アニメ『ゴブリンスレイヤー』2期では、ABEMAにて地上波と同時に最新話の1週間無料配信が実施されていました。このことから、3期がABEMAにて配信されるのであれば、無料で見られる可能性が高いと予想されます。
3期でアニメ化される範囲は原作のどこからどこまで?全何話?
3期の制作が決定した場合、全何話で原作のどこまでがアニメ化されるでしょうか? まず話数ですが、1期・2期とも1クール全12話だったため、3期も同様となる可能性が高そうです。
アニメ『ゴブリンスレイヤー』の1期は原作小説1~2巻分、小鬼王(ゴブリンロード)が100匹近くのゴブリンの群を率いて村を襲い、ゴブリンスレイヤーたちが見事撃退するまでが映像化されました。
映画『ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-』は原作小説5巻の内容が映像化されています。
2期では原作小説6~8巻の、至高神の大司教(アークビショップ)である剣の乙女と王都へと赴き、王妹を救うために死の迷宮《ダンジョン・オブ・ザ・デッド》へ向かうまでが映像化されています。
このことから、3期が1期・2期同様に1クール全12話で制作されると仮定すると、ゴブリンスレイヤーと牛飼娘が、オーガに率いられたゴブリンの大群に待ち伏せをされて窮地に陥る小説9巻から、女商人からの依頼により砂漠の隣国に赴きゴブリンと戦うこととなる11巻までの、計3巻分の内容になると予想されます。
アニメ『ゴブリンスレイヤー』2期の制作スタッフや声優は?
アニメ『ゴブリンスレイヤー』1期のアニメーション制作は、WHITE FOXが担当していました。2期では、『東京リベンジャーズ』や『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』を手掛けるライデンフィルムに変更されました。
【スタッフ】
原作:蝸牛くも(GA 文庫/SB クリエイティブ刊)
キャラクター原案:神奈月昇
監督:高田美里
総監督:尾崎隆晴
シリーズ構成・脚本:倉田英之
キャラクターデザイン:加藤裕美
音楽:末廣健一郎
オープニングテーマ:Mili「Entertainment」
エンディングテーマ:中島由貴「霞の向こうへ」
アニメーション制作:ライデンフィルム
【声優】
ゴブリンスレイヤー:梅原裕一郎
女神官:小倉 唯
妖精弓手:東山奈央
牛飼娘:井口裕香
受付嬢:内田真礼
鉱人道士:中村悠一
蜥蜴僧侶:杉田智和
魔女:日笠陽子
槍使い:松岡禎丞
アニメ『ゴブリンスレイヤー』3期のまとめ
アニメ『ゴブリンスレイヤー』3期の制作は公式から発表されていません。配信サービスも同様に未定ですが、2期同様に実施される可能性が高いと予想されます。放送時期は2025年以降の放送となる可能性が高いのではないでしょうか。1期・2期同様に1クール12話で制作される場合、原作小説の9~11巻の内容が映像化されそうです。
(C)蝸牛くも・SBクリエイティブ/ゴブリンスレイヤー2製作委員会