【プレミアリーグ】マンチェスター・ユナイテッド1-3ブライトン(日本時間9月16日/オールド・トラッフォード)
三笘薫を擁するブライトンが難攻不落のオールド・トラッフォードで3-1の快勝を収めた。プレミアリーグでの対マンチェスター・ユナイテッド戦はこれで4連勝と相性の良さを見せつけている。
フル出場を果たした日本代表FWは直接ゴールに絡むことはなかったが、2点目の起点となるパスを出すなど、左サイドからの崩しに貢献。普段コンビを組むエストゥピニャンが欠場していた中でも攻撃を成立させた。また注目が集まっていたアンス・ファティは64分から出場し、スペイン代表FWをトップ下で起用することで三笘との共存が実現している。
ブライトンの快勝に貢献した三笘に対して、海外メディアはどのような評価を与えているのだろうか。
地元メディア『Sussex World』は、この試合に出場した選手たちを10段階で評価。三笘に対してはチーム3位タイの「7」という点数が与えられている。
「今日は得点に絡むことはできなかったが、マンチェスター・ユナイテッドにとっては常に嫌な存在だった」と、ドリブルで脅威となったことを評価された。
また英メディア『90min』では「ダロトとのバトルを楽しみ、後半はより危険なプレーを見せた。ブライトンの3ゴールに過度に関与しなかったのは意外だった」と、流石のクオリティを評価されており、こちらでも「7」というチーム2位の点数が与えられた。同じく英メディア『Sky Sports』でもチーム2位の「7」となっている。
この日の三笘はスタッツ上においては、決して優れていたわけではない。データサイト『Sofa Score』では両チームワーストの「5.9」に留まった。それでも採点で高い評価を受けたのは数字に残らない部分での貢献度の高さが評価されたからだろう。長い距離のドリブルでのキャリーなど攻撃面はもちろん、7分のように自陣まで戻り危険なパスをカットするなど守備面での活躍も際立った。
9月22日よりUEFAヨーロッパリーグ(EL)が開幕することもあり、これからのブライトンはかつて経験したことのない過密日程が組まれている。その中で指揮官ロベルト・デ・ゼルビが、不動のレギュラーとして信頼を置く三笘薫をどのようにリーグ戦と欧州カップ戦で使い分けるのかにも注目したい。
(ABEMA/プレミアリーグ)