【ブンデスリーガ】バイエルン2-2レヴァークーゼン(日本時間9月16日/アリアンツ・アレーナ)
日本人では宇佐美貴史以来となる、バイエルン“デビュー”となった。19歳のMF福井太智はこの日、初めてベンチ登録。出番こそなかったものの、86分の勝ち越しゴールのシーンでは、歓喜の輪に加わる一幕も。これにはファンも大盛り上がりだ。
バイエルンが1-1で迎えた86分、途中出場のFWマティス・テルがボックス内左の深い位置をえぐると、左足でマイナスのクロスを供給。これに反応したMFレオン・ゴレツカが冷静に流し込んで、ホームチームが終盤に勝ち越しに成功した。
均衡を破る一撃にバイエルンの選手たちは、ゴレツカを中心に歓喜の輪をつくる。すると、ピッチ脇で水色のビブスを着てアップしていた福井太智も、これに加わった。
日本人では、2011-2012シーズンにプレーした宇佐美貴史以来となる、バイエルンでベンチ入りした選手である。ABEMAの実況・下田恒幸氏が「この喜びに、福井選手も抱きついていましたね」と19歳のMFがいることを伝えると、ファンも「ふくいくんきた」「福井くんおる!」と盛り上がっている様子だった。
2023年1月からバイエルンの一員としてユニフォームを着る福井にとって、移籍後初のトップチームでのベンチ入りだった。次は、本当に“デビュー”する日が待ち望まれる。
(ABEMA/ブンデスリーガ)