9月13日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対オリックス・バファローズの一戦で、日本ハム・清宮幸太郎の放った大飛球が野球ファンの間で話題となっている。
【映像】実況席に特大弾→スーパーキャッチされる珍プレー
この試合、3番サードで先発出場を果たした清宮は、初回に迎えた第1打席で、チームに貴重な先制のチャンスを呼び込むレフト前ヒットを放つと、3回に迎えた第2打席では、センターへの2ベースヒットで出塁。こちらもチームに追加点のチャンスを呼び込む一打となり、連続してチャンスメイクに貢献。そして、4-2で迎えたこの試合の6回裏・無死満塁の場面で迎えた第4打席、清宮はオリックス5番手・吉田凌に対し、カウント1-1からの3球目、内に入ったスライダーを、腕を上手く畳むようにすくい上げると、打球は快音を残し、清宮特有の美しい弾道でライトのポール際へ。
惜しくもファウルゾーンへと着弾し、グランドスラムとはならなかったものの、“天性のアーチスト”の呼び声高い清宮らしい一打とあって、まるでスタンドは本塁打が飛び出したかのような大歓声に包まれることとなった。なお、この清宮による一打は、実況席にいた野球解説者・今成亮太氏（元日本ハム・阪神）が、“まさかのスーパーキャッチ”。こちらもスタンドのファンを沸かせることとなった。
こうした“グランドスラム未遂弾”ともいえる清宮の一撃と、スタンドの大歓声に、ネット上の野球ファンからは「相変わらずインコースのボールへの角度の付け方が天性のアーチストすぎる」「悔しそうな清宮の表情がとても良い」「結果は奮わなかったけど球場にいたファンを沸かせる事には成功した」 「もっと成長していつかWBCに出れる位の選手になってくれる事を信じている」「芸術的な内角打ちですね．現役の選手で一番上手いんじゃないでしょうか」「清宮のバッティングが芸術的すぎる」「ゴルフのスーパーショット並みに凄い」といった様々な反響が寄せられている
