16日、「HYBE × Geffen Records」が開催するグローバルガールグループが誕生するオーディション番組『The Debut: Dream Academy』(ザ デビュー ドリーム アカデミー)で、出場者の最初の試練となるMISSION1 “SHOW CASE”の結果が放送され、番組初となる脱落者2名が発表となった。
『The Debut: Dream Academy』とはBTSやLE SSERAFIM、NewJeansらが所属する韓国の大手芸能事務所「HYBE」と「Geffen Records」によるアメリカを拠点とするグローバルガールグループのメンバーを決める番組。出場者たちは3つあるミッションラウンドごとにダンスやボーカル、チームワーク、コンセプトなど与えられたミッションを遂行していき、グローバル視聴者投票と審査員評価を総合した結果をもとに、次のラウンドへの進出可否が決まる。
出場者の最初の試練となるMISSION1 “SHOW CASE”の結果発表では、出場者20名のうち、最終スコア上位6名は脱落を回避でき、残りの14名は脱落の対象となる。そして投票結果と追加基準でMISSION2に進出する12名と、脱落者2名が決定する。
出場者20名はレッスン場に集まり、1年半以上にわたり練習生たちを見てきた、ジョイントベンチャー「HYBE x Geffen Records」社長のミトラ・ダラブ、エグゼクティブクリエイターのソン・ソンドゥク、A&Rのチャーリー・クリスティが審査する映像を見守る。審査では「どんなスタイルの振り付けでもとても上手」と絶賛される出場者もいれば、「ソロの歌手がチームに合わせようと努力しているように感じる」と鋭い指摘を受ける出場者も。そしてBLACKPINK「Pink Venom」の楽曲でダンスパフォーマンスをしたチームの評価では、ソン・ソンドゥクが日本人出場者のヒナリに対し「私にはヒナリが目に入ってきませんでした」と話す。その理由として「私が思うにパートの問題ではなく、正直パフォーマンス自体についていけてなかったようです。スキルや元気さ、自信など多くの面でまだ実力不足でした。他の参加者に比べると存在感がイマイチでしたし、他のメンバーが一生懸命引っ張っている感じがずっとしていました」とコメント。ヒナリは不安そうな表情で、審査の様子を見つめていた。
まず脱落を回避できる上位6名が発表された。1位で名前を呼ばれたのは韓国出身のナヨン、そして2位はフィリピン/アメリカ出身のソフィア、3位はブラジル出身のサマラ、4位はスイス出身のマノン、5位はアメリカ出身のララ、6位は韓国出身のユンチェという結果に。日本人出場者のメイは12位、ウアは13位、ヒナリは15位にランクインした。その後、才能や努力、熱意、潜在能力、視聴者の意見を全て合算し、MISSION2に進むことができる12名の発表に。出場者同士で手を握り合うなど緊張が高まるなか、次々に名前が呼ばれていき、最後に残ったのはスロバキア出身のアデラ、ベラルーシ出身のイリヤ、そして日本人のヒナリの3名。すると、イリヤの名前が呼ばれ、アデラとヒナリの2名が番組初の脱落となった。
ヒナリは「人生で、絶対これから出来ないような貴重な経験」「他の練習生たちとの交流だったり、今までのK-POPアーティストさんの、こういう風に苦労してきたんだなっていうのが、大変さが分かった」と話し、「一番の応援者として、世界にみなさんが出るのをずっと楽しみにしています。ずっと応援しています」と、これからMISSION2に進んでいく18名の仲間たちへエールを送った。