【プレミアリーグ】マンチェスター・ユナイテッド1-3ブライトン(日本時間9月16日/オールド・トラッフォード)
【映像】三笘薫への強烈タックルからバチバチのしばき合いに発展
三笘薫の“執念の手”が飛び出した。日本代表FWが左サイドで突破を試みたシーンで、ポルトガル代表DFダロートに奪われてしまう。思わず手を伸ばして食い止めようとすると、カバーに入った味方が強烈なタックルで食い止める。結果的にファウルとなったその一部始終を見た解説が「日本だったら2回くらい笛吹かれてる」「なんなら退場出てる」と大盛り上がり。もはや事故映像でも見ているような、試合序盤のバチバチの光景だった。
ブライトンとマンチェスター・ユナイテッドが互いに主導権争いを繰り広げる序盤の出来事だった。2分、自陣右サイドでボールを回収したブライトンのウェルベックは、左サイドの三笘薫へと展開。前方に広大なスペースがあるなか、日本代表は加速を開始した。
その三笘に後方から追いついたのが、ポルトガル代表ダロートだ。戦前、三笘と対峙するのは1対1の守備に定評があるイングランド代表ワン=ビサカと予想されていたが、欠場した右サイドバックの代わりを務めたのがダロートだった。一度目のタックルで倒れながら、起き上がって走り出す三笘をさらに追い込み、ボールをかっさらっていったのだ。
その際、三笘は倒れ込みながら思わず相手の足先に手を伸ばしたが、これは執念の現れだったかもしれない。直後、ブライトンの左サイドバック、ランプティが“援護”に来ると、強烈なタックルでダロートを吹き飛ばした。それでもボールはユナイテッドに転がり、マクトミネイが拾って中央へと切り込んでいった。これに対して、ブライトンはララーナが鋭いスライディングでその勢いを制止するなど、ピッチは騒然とするやり合いとなった。
ABEMAの解説で元日本代表のハーフナー・マイク氏が「日本だったら2回くらい笛吹かれてる」と指摘すると、同じく解説で元北朝鮮代表の鄭大世氏も「なんなら退場出てる。あの体重の乗せ方」と、結果的にイエローカードが提示されたランプティのタックルに言及した。ただし、リプレイ映像が流れると、その直前のダロートのタックルに鄭大世氏は「うまい!」と、わずかに左足で三笘のボールに触れて突破を阻止したプレーを称賛した。
試合序盤、いきなり繰り広げられたバチバチのやり合いには、ファンも「仕返ししてるw」「粗すぎやろww」「いきなりおもろすぎるw」「いったれ」「三笘の時に笛吹いてよ」「おもろすぎだろ笑笑」「若いし元気いっぱい」と大興奮の様子だった。
(ABEMA/プレミアリーグ)