【プレミアリーグ】マンチェスター・ユナイテッド1-3ブライトン(日本時間9月16日/オールド・トラッフォード)
日本代表FW三笘薫が"夢の劇場"で誰もが憧れる大トリ入場だ。ピッチに向かって続く赤いトンネルのなかで、ブライトンの選手たちが並ぶ列の最後尾に三笘の姿があった。歓声と拍手が起こるなか堂々とした入場に、元日本代表FWも思わず感慨深いコメントをこのしている。
ブライトンは日本時間16日、イングリッシュ・プレミアリーグ第5節でマンチェスター・ユナイテッドとオールド・トラッフォードで対戦した。数々の名勝負が行われ"夢の劇場"の異名を持つスタジアムには、早くから大勢のファンが詰めかけて試合前から最高の雰囲気が作り出されていた。
ピッチに入場する前に選手たちが整列する赤いゲート内では、両チームのスターティングイレブンが準備を進める。ブライトンはキャプテンのダンクを先頭に選手が続々と入場。するとその最後尾には三笘の姿があった。最後尾での入場はまさにエースの証。解説を務めた元日本代表FWハーフナー・マイク氏も「海外で日本人が最後尾って結構勇気がいる。最後尾はスター選手がいるもの」と感慨深くその様子を見届けた。
確かに、クリスティアーノ・ロナウドなどはマンチェスター・ユナイテッド在籍時に最後尾が定位置であり、オールド・トラッフォードのファンから声援を受けてピッチに入場する姿がよく映し出されていた。日本人選手でも2013-2014シーズンから4シーズンに渡りイタリア・セリエAの名門・ミランで背番号10を背負った本田圭佑が、大トリ入場を欠かさなかった。名実ともに三笘がブライトンのエースと認められた瞬間かもしれない。
(ABEMA/プレミアリーグ)