【プレミアリーグ】ウルヴス1-3リヴァプール(日本時間9月16日/モリニュー・スタジアム)
リヴァプールのエース・サラーのエグいアシストにスタジアムも大歓声だ。マークについた相手選手の股を抜いて、ゴール前に陣取る2人のDFが届かない絶妙なコースを通し、オランダ代表FWガクポのゴールをお膳立て。リプレイで確認しないとわからないような速さのプレーで相手DF3人を手玉に取った。
注目のシーンはリヴァプールが1点ビハインドで迎えた55分。ソボスライが中央をドリブルで突破して攻撃のスイッチを入れる。するとボックス手前、正面の位置でディアス、ガクポ、ジョタと渡り、ボールはボックス右のサラーの下へ。するとサラーは、相手DFのタイミングを外すダイレクトパスを蹴り込むと、ボールはそのまま逆サイドに流れて最後はガクポが難なく押し込んだ。
このシーンをリプレイで見てみると、サラーは相手選手が足を出してくるタイミングを見計らってギリギリまで引きつけてから右足でのダイレクトパスを入れている。さらにこのパスのスピードとコースが完璧で、ガクポの前を塞いでいた2人のDFのちょうど間を通ってガクポに届けられていた。
このゴールで追いついたリヴァプールはロバートソン、ブエノのゴールで逆転勝利。ベンチスタートだった遠藤航は出番がなかったが、チームはリーグ戦4連勝とした。
(ABEMA/プレミアリーグ)