【ブンデスリーガ】バイエルン2-2レヴァークーゼン(日本時間9月16日/アリアンツ・アレーナ)
ファンの度肝を抜く衝撃的なFKが炸裂した。バルセロナのカンテラ育ちで、今季からレヴァークーゼンでプレーするグリマルドが放った超絶縦回転FKは、壁を越えて急激に落下。ゴール右上隅を捉える完璧なコース&スピードでネットを揺らした。これには視聴者も「なんだ今のw」「ちょっと鳥肌」など驚きを隠せなかった。
ドイツ・ブンデスリーガ第4節で、レヴァークーゼンは勝ち点で並び首位に立つバイエルンと敵地で対戦した。1点ビハインドで迎えた24分、その衝撃的なゴールが生まれる。ゴール正面の位置でグリマルドがミュラーに蹴られてレヴァークーゼンがFKを獲得。右足で狙うホフマンと左足で狙うグリマルドの2人がボールの位置に立った。
同点に追いつける絶好の機会。チームのプレースキッカーを務めるドイツ代表MFがFKを蹴ると誰もが思っただろう。中継映像もホフマンの様子を映し出す。ホフマンが助走を取るため、一歩、二歩と下がる次の瞬間、ボールを蹴ったのはグリマルドだった。ボールは壁を越えてそのままゴールも越えてしまうかと思われたが、縦回転がかかり鋭く落下。ゴールの右上隅に吸い込まれていった。
解説を務めた佐藤寿人氏も「キックのタイミングも早かった。ホフマンが蹴るかなと思ったが、スピード、コースともに申し分ないですね」と脱帽。ABEMAのコメント欄も「超縦回転」「なんだ今のw」「まじでキック精度高すぎ」「エグすぎるだろ、これは取れん」と言った称賛のコメントが溢れた。
バルセロナのカンテラ育ちであるグリマルドは、トップチームに昇格することなくバルセロナBからベンフィカに加入。攻撃的な左サイドバックとして活躍すると今季からレヴァークーゼンに移籍し、バイエルンとの首位攻防戦では左ウイングバックとして出場していた。
(ABEMA/ブンデスリーガ)