【ブンデスリーガ】フライブルク2-4ドルトムント(日本時間9月16日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
前半終了間際にフライブルクの技ありセットプレーが炸裂した。ボールの位置には日本代表MF堂安律とグリフォの姿が。中継映像には目をギラつかせる堂安が映し出されるも、意表をついてグリフォが蹴り込み勝ち越しゴールを演出。狙い通りのセットプレーが決まりスタジアムも大歓声に包まれた。
注目のシーンは同点で迎えた前半アディショナルタイム。5分の追加タイムが終わりを迎えようとしていたタイミングで、シャンライが倒されてフライブルクにFKが与えられた。ボックス外の右にボールをセットしたのは右利きのグリフォ。さらに左利きの堂安もボールのそばまで近寄ると、2人で何やらヒソヒソと作戦を立てる。
お互いの狙いをすり合わせ、先にグリフォが助走を取る。堂安はボールの位置に立ち、目をギラギラさせながらゴール前の状況を確認。審判の笛とともに小さく4歩下がって助走の距離をとった。すると次の瞬間、グリフォが右足で鋭いクロスボールを蹴り込むと、ゴール前のへフラーが頭で合わせる。これがネットを揺らして、フライブルクが前半のうちに逆転した。
フライブルクの狙い澄ましたセットプレーにABEMAのコメント欄も「これはうまいな」「狙い通りだろうな」「さらっと決まったな」と称賛のコメントと共に「実質堂安だな」など堂安の"アシスト"とみる視聴者もいたようだ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)