9月16日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、ソフトバンク・周東佑京のベンチで見せたとっさの対応が“イケメンすぎる”と、野球ファンの間で話題となっている。
両軍ともに投手陣が踏ん張る形で、終盤までもつれこんだこの試合、1-1の同点で迎えた9回表・ソフトバンクの攻撃、1死走者なしの場面で、ソフトバンクの4番・近藤健介が放った打球は、三塁ファウルゾーン上空へと舞い上がる一打に。
そのままスタンドインするかに思われたが、ほどなく、打球は三塁側ベンチ横に設けられた記者席へ。すると、この打球を追った日本ハムの清宮幸太郎は、カメラマン席の内側へと身を乗り出し、最後は転落しそうになりながらも、右手でしっかりとフェンスを掴んで持ちこたえ、見事に捕球。スタンドを大いに沸かせることとなった。
清宮がこうした好捕を見せた瞬間、三塁側ベンチ付近にカメラが大きく寄ることとなったが、その際、打球の行方を見守っていたソフトバンクベンチでは、周東が素早く立ち上がると、ベンチ側へと転落しかねない状況にあった清宮を気遣って駆け寄り、なにやら声をかけている光景が。
そのため、こうした周東のリアクションを中継映像で観たネット上の野球ファンからは、「これ取ったときに周東が心配して駆け寄ってるの敵なのに凄い人格者だなって思った。」「咄嗟に助けようとした周東優しい。」「試合見ていた時は清宮しか視界になかったんですけど、佑京が咄嗟に助けようとしてくれたのを見て『なんて優しいお方なんだろう』と思った！」「ハムファンだけど周東選手いい人すぎて好きになっちゃう」「清宮を助けようとした周東はいい人がにじみ出てます ほんと最高に優しい」と、清宮のガッツあふれる好捕はもちろんのこと、敵味方関係なく、こうしたリアクションを咄嗟にとった周東の人柄と姿勢を称賛する声が続々と寄せられることとなった。
