9月24日より順次放送中のアニメ「ONE PIECE」第1077話では、おトコ(CV:菊池こころ)を笑わせるため、トの康こと霜月康イエ(CV:島田敏)が失敗作の悪魔の実を自ら食べた。トの康の娘への愛情に、「最高にかっこいい」「めちゃ感動した」と称賛が絶えない。
アニメ「ONE PIECE」は、「週刊少年ジャンプ」で連載中の尾田栄一郎氏による人気漫画が原作。悪魔の実を食べて“ゴム人間”になってしまったモンキー・D・ルフィ(CV:田中真弓)が海賊王を目指すストーリーだ。劇場版アニメも多数制作されており、昨年上映された「ONE PIECE FILM RED」は全世界で興行収入319億円を達成した。
前回の第1076話では、カイドウ(CV:玄田哲章)がいかにして百獣海賊団の総督になったかが明らかになった。若き日のカイドウを演じたのは、渋い声質で知られる声優・稲田徹だ。青年時代からワイルドな声が「声変わりの遺伝子が強過ぎる」「青年期カイドウCV稲田徹は豪華すぎるだろ」「若かりし頃も声ワイルドやん」と注目を集めた。
稲田自身は「おそらくカイドウの声変わり前だろう。て事は、俺は声変わりしたら玄田哲章さんみたいな声になれるって事か」と茶目っ気たっぷりにX(旧Twitter)に投稿していた。
最新話にあたる第1077話「幕引き!勝者 麦わらのルフィ!」では、おトコと父であるトの康の過去が描かれた。お腹をすかせたおトコは、食べてはいけないと言われていた悪魔の実の失敗作を食べてしまう。そのせいで笑いが止まらなくなり、帰ってきたトの康に対して、「ごめんなさい」と目をうるませて謝った。そんなおトコを見て、トの康は「父にもくれぬか」と残った実を口にした。そして楽しそうに踊りだし、おトコを心から笑わせた。
身を挺して娘を元気づけたトの康に、「涙無しでは観れない」「いい親子すぎる」「めちゃ感動したわ」「おトコ、君のお父ちゃんは最高にかっこいいよ」と感極まるファンが相次いでいる。
(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション