【プレミアリーグ】チェルシー0-1アストンヴィラ(日本時間9月24日/スタンフォード・ブリッジ)
流血騒動の次は足裏タックルだ。アストンヴィラDFリュカ・ディニュのボールを奪おうとチェルシーDFマロ・ギュストがタックルを仕掛けるも、ボールをかすめながら同選手の足にスパイクの裏が直撃。当初、主審はイエローカードの判定を下していたが、VARの末にレッドカードへとジャッジが変わった。
スコアレスで迎えた55分、アストン・ヴィラMFニコロ・ザニオーロからのリターンパスを受けたリュカ・ディニュに対して、チェルシーの右SBマロ・ギュストが猛然とタックル。先にボールに触れたとはいえ、スピードを緩めることなくディニュの左足に向かってタックルをしてしまい、主審はファウルの判定を下した。
当初、レフェリーはイエローカードのジャッジを下していたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入してOFR(オン・フィールド・レビュー)を行うことに。画面に思い切りギュストの足裏がディニュの左足に入っていることを確認すると、イエローカードを取り消しにしてレッドカードへと判定が覆った。
ABEMAで解説を務めたハーフナー・マイク氏は「正直、これでレッドは厳しいと思います。ボールより先に行って、相手は前に来ているので、どうしようもない」と退場したギュストに同情していた。
視聴者からも「レッドあるなこれ」「レッドだろ」「レッドじゃない」「レッドはないっしょ」など、意見が大きく割れる結果となった。
確かにボールに触れたとはいえ、これが危険なプレーであることは間違いない。10人となり1人少なくなったチェルシーは73分に先制ゴールを献上して0-1で敗戦。3試合連続ノーゴールに終わり、第6節終了時で14位と苦しい戦いが続く。
(ABEMA/プレミアリーグ)