「何のためにやってるの?」韓国野党代表“決意のハンスト”も国内で響かず…処理水問題、なぜ韓国は鎮静化したのか? 倍速ニュース 2023/09/29 07:00 拡大する 福島第一原発の処理水放出から1カ月が経った。放出前〜現在の韓国の反応について、テレビ朝日ソウル支局の河村聡記者に聞いた。【映像】本当に24日間続けた? ハンストを行う野党代表 ━━処理水放出が決定してから実際に放出されるまで、韓国での報じられ方や反応は? 韓国でも大きく伝えられていた。特に放出が近づいた今年の春ごろからの報道は“日本国内以上”と言えるかもしれない。 大きな構図でいえば、「IAEAの判断を尊重する=放出を容認する与党」と「不安を煽り、政権攻撃の材料にする野党」という形であり、ソウルの街中どこに行っても双方が横断幕を張って大々的にアピールしていた。 ━━双方、どのような主張をしたのか? まず野党は「核汚染水(処理水)の放出で我々の海が汚される」「海はゴミ捨て場じゃない」などと日本に対する批判を展開していた。さらに日本政府を容認する韓国政府や大統領に対しても「どこの国の政府なんだ」と攻撃。 それに対し与党は「ありもしない怪談・作り話で不安を煽っているのは野党だ」と反撃していた。 ━━先月24日からの処理水放出時はどのような動きがあったか? 続きを読む 関連記事