9月29日（金）、ABEMA「緊急生特番！WWEが丸ごとABEMAにやって来る！」が放送され、WWEの日本人スーパースターとして活躍する中邑真輔がリモート出演。日本のファンにメッセージを送った。
ABEMAでは10月よりアメリカが誇る世界最高峰のスポーツエンターテインメント「WWE」のメイン大会である「RAW（ロウ）」・「SMACKDOWN（スマックダウン）」の2大会を日本国内独占・日本語実況で放送を開始。この2大会のみならず「レッスルマニア」をはじめ「サマースラム」「ロイヤルランブル」「サバイバーシリーズ」といったプレミアム・ライブ・イベント（通称：PLE）をABEMAで国内独占生中継する。
今回の生中継にはABEMAプロレスアンバサダーの武藤敬司氏が出演し「WWEは本当にすごいよ。今月頭にRAWを見に行ったんだけど、あの圧倒的な演出、スケールのデカさは本当にすごい。（年間最大のビッグマッチ）レッスルマニアは8万人も入るフットボール会場で2日連続で開催するからね。それを無料放送しちゃって、ABEMAは大丈夫なの！？」と驚きを隠せない様子。
ABEMA格闘チャンネルの公式X（旧ツイッター）のWWE中継開始を発表した投稿は165万回以上閲覧され、無料放送・日本語実況・武藤敬司といった関連ワードがトレンド入りするなど、大きな反響を呼んでいる。
番組内ではABEMAでのWWE中継開始の一報を聞いたハリウッドザコシショウのXでの発言「ええやんええやん！」に始まり、WWEフォール・オブ・フェイマー（殿堂入り）の獣神サンダー・ライガーと藤波辰爾、日本人初のWWE女子王者・ブル中野ら、日本のレジェンドたちのコメントも紹介された。
さらにWWEの経営陣を代表して、同団体のCOOでもあるトリプルHから届いた「WWEとABEMAがパートナーシップを締結し、ABEMAが私たちの新しい『日本の家』になることを発表したい。私も日本にいったとき、ファンの盛り上がりはとてつもないものだった。ABEMAが多くの人にWWEを届けてくれることに感謝している」というビデオメッセージも放送された。（※トリプルHがこうした個別のメッセージを送るのは異例中の異例）
日本時間の10月8日朝に行われるPLE「Fastlane」で、セス・ロリンズの持つWWE世界ヘビー級王座に挑戦する中邑真輔もフロリダの自宅からリモート出演した。
中邑が出場する「FASTLANE」はABEMA格闘チャンネルにて生中継され、格闘2チャンネルでは「FASTLANE 2023 ウォッチングパーティー！」としてWWE好きの豪華ゲストたちが試合を観ながらトークする特別番組を放送。様々な形で中邑のタイトルマッチがライブで無料放送される。
中邑はWWE世界ヘビー級王座奪取＝日本人初の快挙に向けた意気込みを語った。
「（ABEMAでの放送開始に関する周りの反響は？）日本で試合をした経験がある選手は、また日本で興行ができるんじゃないか、日本に行けるんじゃないかってことで興奮してますね。日本が好きな選手が多くて、もともと日本のプロレスのファンだったり、日本の文化が好きだったり。どうにかこうにかして、日本に行きたい選手が多いんです。
（今回のタイトルマッチが日本で無料放送されることについて）大丈夫ですか、ABEMA（笑）？ （ABEMAの今後がかかっているが）頑張らなきゃなと思います（笑）。（WWEのどこを見てもらいたい？）とにかく日本とは比べものにならない規模の大きさ。まだ本調子じゃないですけど、WWEは世界中でツアーを回って興行しています。（日本公演はあった方がいい？）はい。日本で試合するときは選手たちも気合いが入るみたいです。（日本のファンへのメッセージ）僕も日本代表としてWWEで頑張っていて、みなさんの応援が必要です。応援してください」
中邑のリモート出演のあとはイヨ・スカイ、セス・ロリンズ、AJスタイルズ、コーディ・ローデス、レイ・ミステリオ、ベッキー・リンチ、カール・アンダーソン、フィン・ベイラー（日本ではプリンス・デヴィットとして活躍）、ASUKAからもコメントが届き、最後は武藤さんが「WWEは視覚から素晴らしいから。男子にせよ、女子にせよ、色んなタイプの選手がいて、本当にオールラウンドな団体なので、それを楽しんでもらいたい」と番組を締めくくった。
昨日の第一報から継続して盛り上がりを見せているABEMAでのWWE中継。10月3日からの中継開始、そして「Fastlane」での中邑の快挙達成なるかに注目したい。
なおABEMAのプレミアムプランである「ABEMAプレミアム」ではRAW・SMACKDOWNに続くWWEの第3ブランド「NXT」の最新大会、中邑真輔のアメリカデビュー戦などのアーカイブ配信も決定。10月1日（日）よりレッスルマニアの全39大会の一挙配信も決定している。
