【プレミアリーグ】アストンヴィラ3－0ブライトン（日本時間9月30日／ヴィラ・パーク）
イングリッシュ・プレミアリーグ第7節、アストンヴィラvsブライトンがヴィラ・パークで行われ、前半を終えてブライトンが0－3と点差をつけられ折り返した。日本代表FW三笘薫は先発でピッチに立ち、チャンスの起点となるシーンも何度かつくり出しながらも、直接のゴールシーンはなく、苦しい戦いを強いられている。
両チームとも、27日にリーグカップ戦であるカラバオ・カップを戦い、敗戦。そのゲームから中2日で迎えるこの試合、3位・ブライトンにとってはリーグ戦4連勝、6位・アストンヴィラは3連勝を目指す戦いとなった。
戦前の予想通り、ブライトンが圧倒的にポゼッションする立ち上がり、6分に決定的な場面が訪れた。ブライトンは相手ゴール前中央でボールを持ったギルモアが、左サイドの裏からボックス内へと抜け出したエストゥピニャンへラストパス。フィニッシュはGKに防がれたものの、ブライトンがゴールを脅かす決定機となった。
しかし、試合はここから予想外の展開となる。ホーム、アストンヴィラは、13分あたりから盛り返し、両サイドを効果的に使ってポゼッションを高めると、14分、右サイドで裏を取ったポーランド代表キャッシュが、中央へのクロスを供給。これにワントップのエース、ワトキンズが合わせて先制弾をマークした。
さらに21分、中央でボールを奪ったアストンヴィラは、左のワトキンズが単独でボックス内に持ち込み、マイナスにドリブルしながらニアへと狙い澄ましたフィニッシュを突き刺した。
ワトキンズの連続ゴールで2点をリードを広げたアストンヴィラは、さらに26分、再びカウンターからチャンスメイク。ボックス左から崩すと、最後はフランス代表ディアビがシュートを放ち、こぼれを拾って再び右足を振り抜くと、これがゴール前のエストゥピニャンにわたってコースが変わり、ゴールネットを揺らした。
立ち上がりこそ「いつものブライトン」という組織的な戦いを見せたものの、45分を終えて、スコアは0－3と一方的な展開に。三笘薫も攻守に奮闘したものの、決定的な場面をつくれないまま試合を折り返した。
（ABEMA／プレミアリーグ）GettyImages
